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内容説明
「東京一泊旅行はまた、『記憶の忘れもの』をひろっていく小旅行だ。日常だと気づかないものが、「一泊」という余分の時間のおかげで、ふと見えてくる。」(「はじめに」より)品川宿、上野、十条・王子、赤坂、築地明石町、牛込界隈、かっぱ橋道具街、赤塚、木場、小菅、関口、千住、丸の内、明治神宮、豊島園、檜原村、蒲田、青梅、八王子、神田・日本橋。これまで幾度も通りすぎてきた「東京の20の町」との新たな出会いの記録。
目次
1(五十三次うちどめの夢―品川宿(品川区)<br/>ここすぎてとわのなやみぞ―上野(台東区)<br/>サービス満点―十条・王子(北区)<br/>三代目訪問―赤坂(港区)<br/>ハイカラと伝統―築地明石町(中央区))<br/>2(坂の上彷徨―牛込界隈(新宿区)<br/>巷の芸術―かっぱ橋道具街(台東区)<br/>田遊び―赤塚(板橋区)<br/>幻の町―木場(江東区)<br/>空白の地図―小管(葛飾区)<br/>椿山荘清遊―関口(文京区)<br/>路地裏いきつもどりつ―千住(足立区))<br/>3(タダは楽しい―丸の内(中央区)<br/>人神和合―明治神宮(渋谷区)<br/>初恋ラプソディ―豊島園(練馬区)<br/>カブトと龍の里―檜原村(西多摩郡))<br/>4(一日静養―蒲田(大田区)<br/>映画少年の夢―青梅市<br/>絹の道往還―八王子市<br/>旧友再会―神田・日本橋(千代田区・中央区))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
45
あえて都内で一泊し、地元の祭りやディープな部分を見ながらお散歩、という趣向の紀行文。どの場所も全て行ったことはあったが、たしかに泊りがけで朝から過ごしたら、見え方も違うのかもなぁ…と思いながら、楽しく読了。2017/09/17
岡本匠
15
東京に住みながら、都内の町を訪れ、わざわざホテルに宿泊するというもの。東京ならではということもあるのだろうけれど、ある意味贅沢な旅ではある。訪れる町は、品川宿、上野、十条、王子、赤坂、築地明石町、牛込界隈などなど。著者には取材して原稿を書くという必然性はあるけれど、そこに宿泊を加える必然性はない(いや、ない事はないけれど)。その無駄なところが素晴らしい。2017/08/27
Humbaba
9
東京は,言わずと知れた日本の首都である.どこにでも簡単にいけるからこそ,その場所自身のことを知らないということは頻繁に起こる.一泊して新しい目で周囲を見てみれば,東京の新しい魅力を見つけられるだろう.2013/02/18
みなみ
7
東京住まいの筆者が東京を周りホテルに泊まる本。確かに東京に住んでいて東京に泊まるのはないことだが、面白そうではある。色々な名所やイベントをめぐり美味しいものを食べる本。するするっと素早く読めてしまった。読む前から馴染みがある街、ない街どちらもおもしろい。最後に来た御茶ノ水ルートからの万惣フルーツパーラー…閉店の時のガッカリした記憶が蘇る。2020/09/11
voyager2
4
自宅からわずかな時間でいけるところにも「宿泊」する小さな旅。近郊だけでも無限に発見はありますね~2024/01/19
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