病院は、めんどくさい - 複雑なしくみの疑問に答える

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病院は、めんどくさい - 複雑なしくみの疑問に答える

  • 著者名:木村憲洋
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 光文社(2012/10発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334036997
  • NDC分類:498.16

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内容説明

長時間待たされる、医者の説明がよくわからない、薬局が外にある……。具合が悪いのに、病院に行けばめんどうくさいことがたくさん待っています。それは、病院が複雑な構造やしくみの下に運営されているからです。そして、医療に関する法律や医療政策によって、厳しく複雑なかたちで規制されているからなのです。本書は、病院のオモテもウラも知る著者が、疑問にお答えする形式をとりながら、病院に関する謎を解明していきます。

目次

第1章 医者の給与はどのくらい?―病院に関する素朴な疑問(病院にはどんな種類があるのですか? 病院ではどんな人たちが働いているのですか? ほか)<br/>第2章 病院は患者を早く退院させたがっている?―病院のしくみと裏側に関する疑問(診療はどういう手順で行なわれるのですか? 病院のベッドはどんな種類があるのですか? ほか)<br/>第3章 病院がつぶれたら患者はどうなる?―病院経営に関する疑問(病院の経営は誰がしているのですか? 医療法人とは何ですか? ほか)<br/>第4章 治療費を払わなかったらどうなる?―医療費と医療制度に関する疑問(医療業界に関する法律にはどんなものがありますか? 「日本の医療制度は優れている」と聞いたのですが、ほんとうですか? ほか)<br/>第5章 最近の病院はカタカナ語が多い?―医療業界の新しい動きに関する疑問(最近よく聞く「混合診療」について教えてください 治験に参加したいのですが、どうすればいいのですか? ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Cambel

26
ちょっと古めではありますが、病院の難しいシステムを知るにはちょうど良いです。レセプトの仕組み、特定機能病院の意味、院内の患者に直接接する機会が少ない職種、差額ベッド費用のことなど、患者側が理解できれば、不安感が減るかもしれません。入院すれば、看護記録、主治医の入院サマリー、様々な手間がかかるけれど、利益は上がるといったところか。医者は入院させたくないけど、経営側は、短期間で入れ替えてベッドが埋まってた方が良いということらしい。コロナ患者を受け入れて、ちゃんと利益が上がるように変わってほしい。2020/08/10

kotte

14
Kindle Unlimitedで読みました。確かに病院の仕組みは一般的に知られていないですよね。私は学生時代に医療法の勉強をしたのでなんとなくわかりますが…。わかりやすく書かれた本なので、病院について知りたい人にはオススメできます。2017/06/30

三井剛一

11
病院に関わる際の、疑問が簡潔にまとめられている。特に診療報酬のところは、わかりやすかった。 医療従事者ながら知らないことも多かった。 黒字経営の病院が少ないことに驚き。 病院は、非営利法人であるのも忘れがち。2023/09/25

くまクマ

9
各業界の営業さんが、事前に知っておくべき病院の知識としては十分でしょう。あとは専門分野を掘り下げていけばいいのかな。2013/06/15

MasakiZACKY

6
病院の制度や経営などについて、誰でも抱きそうな疑問56個に答えた一冊。命に関わることだからこそ、非常に複雑な仕組みになっている病院。人生で必ずお世話になるのなら、色々と知っておくのが賢いだろう。内容はQ&A形式の辞典のような感じ。読書するには淡々とし過ぎているが、用語索引もあり、疑問を抱いたときの使いやすさに特化しているのだろう。病院の料金の決まり方、病院外の薬局で薬を出されるのはなぜか、救急車で運ばれて治療されて金を払えなかったら、病院の種類、最近の経営努力まで、かなり幅広く。困る前の豆知識に是非。2012/08/29

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