司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

個数:1
紙書籍版価格
¥1,760
  • 電子書籍
  • Reader

司法殺人 元裁判官が問う歪んだ死刑判決

  • 著者名:森炎【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062176149

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

元裁判官が「死刑」判決の歪みを掘り下げる! 猟奇殺人、強盗殺人、両親殺し。この3事件に典型的に現れた、冤罪もしくは「逆冤罪」の実相とは。死刑判決の核心に迫る、法律ノンフィクション!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3939タスタク

9
何気に読み終わった後、背筋が凍りつくような恐ろしさにとらわれました。罪を犯すのも人間ならば、罪を裁くのも人間。それぞれの感情が入り混じる事により、誤った判断を時に下す事があると云う事を。近年、警察での取り調べ中の可視化の是非が話題になっていますが、過去には過酷な取り調べの末に無理矢理自白させられたケースも有る訳ですから、可視化導入はやむなしなのでは。 しかし、裁判にて冤罪を声高に叫んだ事により死刑判決を下されるのは、いま一つ腑に落ちなかったりしたのだが、裁判官の自尊心を傷つける行為なのかな?2012/10/28

mochizo

1
冤罪が司法による殺人という事実を改めて考えさせられる本です。作者自身が裁判官でありますから、事実がより鮮明になります。人が人を裁くという怖さと重さを改めて感じましたね。2012/09/28

takao

0
ふむ2017/10/09

グッキー

0
(図書館)元裁判官の著者が死刑と冤罪の境界線に挑戦した作品。3つのケース,即ち,(1)強盗殺人の第一発見者と主張して死刑が確定したケース,(2)無実を主張したがために死刑が確定したケース,(3)一度無罪になった者が釈放後,猟奇殺人を犯したケース,を元にその境界線に迫っている。いずれも深く考えされられるケースで,著者の考えを鵜呑みにすることはできないものの,いずれも再度検証すべき点を多く含むケースであると感じた。合法的に人を殺すことさえ可能な司法のあり方を考えるきっかけとなる一冊。2013/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5192410
  • ご注意事項

最近チェックした商品