誰も教えてくれない病人の生き方

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誰も教えてくれない病人の生き方

  • 著者名:小林昭洋
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • サンマーク出版(2014/04発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763132383

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内容説明

ある日突然「病気」になったら、あなたはどうしますか?
人間の死因の9割は病気だといわれています。つまり、ほとんどの人が病気になります。でも、いつなるかわからないので、なかなか「準備」ができません。そしていざ病気になると、あわてふためき、葛藤します。医者は病気を治療してくれますが、つらい気持ちまでは治してくれません。著者は不治の病を抱えながらも明るく毎日を送っている、闘病のプロ。そこに行き着くまでの心の葛藤から、入院生活のとっておきの知恵まで、すべてを明かします。本書を、病気を抱えていても人生を大切に生きようとする、すべての人へ贈ります。

※病気という言葉は、軽い症状から重い症状まで広い意味を持つため、理解に誤解が生じることがあります。軽い症状へのアドバイスを求める方は少ないと思いますので、本書で取り扱う【病気】とは、「日常生活において大きく支障をきたさないもの(風邪など)ではなく、病気症状が苦痛を伴い、治療が簡単でないレベルのもの」と定義します。

目次

第1章 闘病初期に知っておきたいこと―初級闘病家の心得(絶対言っちゃいけないセリフ 病人が孤独を感じるパターン ほか)
第2章 少し長めの闘病生活にアドバイス―中級闘病家の経験(見舞い客は人生の通知表 不公平を嘆くと余計につらくなる ほか)
第3章 長期闘病で必要なこと―上級闘病家の知恵(病気を受け止めるって、何だ? 同病人が教えてくれたこと ほか)
第4章 闘病人生への覚悟―プロ級闘病家への道(病気の自分に価値はあるのか? NO病人宣言! ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mawaji

1
筋金入りの闘病家である著者が病気に対する受け入れ状態に応じて闘病生活において立ちはだかる課題を解説している様子は、キューブラー・ロスの「死の受容」のプロセスに通じるところがあるようです。人は誰しも病気になる可能性を持っているのだから、今病気を抱えていなくても参考になりそうなことがたくさん書いてあるように思いました。「病気は頑張った分だけ見返りのあるものではない」「自分のマイナスをきちんと伝えることができれば人は結構優しくしてくれるもの」「闘病でのストレス解消に一番効果的なのは『泣くこと』です」などなど…。2012/11/22

ヨハネス

0
完全に、病人(風邪などすぐ治るものは除外)向けに書かれた本。難病を宣告された人が生きていく中で人生に意義を感じるには。とても具体的に、心理の変化を段階的に書いている。 知り合いに「この著者と親友だから買ってくれ」と紹介されたのだが、知り合いよごめん、図書館で借りてしまった。でも、そうでなくても感情移入できる。著者が生きるには生体肝移植が必須だったのだが、親戚だれも提供してくれる人がいないなか、友人が「自分の肝臓を使ってくれ」と真剣に申し出たとか。自分は風邪さえめったにひかないが、それでも読んでよかった。2013/05/24

ゆっぺ

0
病気になる前、あなたにはどれだけの価値があったのでしょう?この言葉が離れない。2013/04/04

gaku723

0
完治にこだわらない。今の自分を認めていく。今の症状に落ち込まない。昨日より良い日ならばきちんと喜ぼう。病気の中で大切なことは病気を通じて自分を創り上げていくことが闘病だという言葉に感動した。2013/02/09

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