内容説明
大学を卒業しやっと入社できた会社をたった3カ月で退社、その後は実家に引きこもりゲームに興じる毎日。プライドばかり肥大化させた、怠惰でへたれな25歳が、母の病を機に突如、一念発起。「就職する。金を貯める」という目標を掲げて向かった先とは……。崩壊しかかった家族の再生と人間の成長を描いた勇気と希望の結晶。『図書館戦争』『阪急電車』の著者、有川浩の長篇小説。二宮和也主演で連続ドラマにもなった話題作。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tanaka
358
かなり久しぶりに再読。何回読んでもかなり響く内容。2020/12/13
しゅわ
314
【図書館】ドラマも結局見ることが出来ず…タイトルぐらいしか知らず、図書館でかなり待たされたので人気なんだなぁ~ぐらいの認識でした。油断してました。冒頭で鷲づかみにされました。病気の衝撃、もっと早く気付けば…という後悔、年単位の治療の先の見えない怖さ、焦り。本当は病気の一番の原因のくせに全く協力しないばかりか、「気のせい」「大げさ」と適当なことを言い自己弁護と意味のない批難を繰り返す“身内”と、わかってもらえないつらさ、哀しさ。1章を読んでいるだけで、不覚にもこみあげるものがありました。2013/01/17
kaizen@名古屋de朝活読書会
291
騙された。標題に騙された。 非常勤雇用者(part-time jobber)のまま家を買うのかと思った。 いつ買うんだろうと思ったら,常勤雇用者に先になっている。 酷い,詐欺だ,ペテンだ。 登場人物のうち、主人公の武誠治は、あとがきによると著者の影らしい。 現場監督候補の女性,千葉真奈美も著者の一部かもしれない。 せっかく拾った猫も丈夫そうだから、続編を読みたいかも。 参考文献一覧がないのは残念。 有川浩にとって常識的なことしか書いてないという意思表明だろうか。2012/09/09
mapion
284
就職した会社を3か月で辞め、再就職できずアルバイト先を転々とする誠治。酒癖が悪く飲むと口が災いになる父親と専業主婦の母親との3人暮らし。ある日母が鬱病になっていることを姉に知らされるが、誠治と父は兆候に気付いてもいなかった。母のつぶやくように言う言葉には家族への思いやりがあり、自分が悪いのだ死んだほうがいいのだと、聞いていて切なくなることばかり。母を守るためにもと誠治は就職する。ここからは誠治の成長を眺めることになり、とても心地よい。苦労は多いが、仕事に真摯に向き合う姿に声援を送る。もう君は大丈夫だ。2025/07/18
yoshida
277
新卒で入った会社を3ヶ月で退職した武は再就職も上手くいかず、ずるずるとフリーター暮らしになる。武は両親と実家で同居のため食べるのには困らない。そんなある日、母の寿美子が重度の鬱病となり、武は今までの生き方そして家族と向かい合う。非常に読みやすい内容。武が姉の亜矢子の言葉もあり、劇的に変わってゆく。高圧的であった父との接し方も変え、家族に向き合い、ぶつかり、共に理解し変わる様が清々しい。少し話しが上手く行き過ぎた感もある。恋愛要素もあり私は違和感を感じる。良い話しだが、個人的にはより現実的な内容が好みです。2017/12/16
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