内容説明
勤労少年・無名壮源は真名保持者負傷の謎を解くため、高校に潜入する。謎の社の下、戦う少年たちを目撃し……。第8回C★NOVELS大賞佳作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
26
異能力バトル。 狭山で「真名」の力が関わったとされるけが人が急増しているという報告を受け、組合から荘源・渡部のコンビが調査に向かいことになった。狭山は、荘源が子供の頃にいた場所だった。そして、「よみがえり事件」と呼ばれる事件が起こった場所でもあった。たった2ヶ月・・。その短い時間をともに過ごした幼馴染の少年によく似たクラスメートに出会った荘源は、己自身の心に問う事柄が出来る。2013/09/01
ダージリン
12
とても好みの話(笑)。再会した幼なじみ?な友情と超常能力と謎の組合というモチーフで、主人公の壮源が強面なわりに面倒見が凄く良くて、まっとうな感じの好青年でした。続きがあったら、ぜひ読みたいです!2012/07/31
桃水
11
2012/07/30:表紙の主人公が強面で購入にやや躊躇してしまいました。2012/07/28
IENEKO
8
読メの献本で頂きました。基本となる真名(しんみょう)の設定に破綻がないので、安心して軽く楽しめた。名前=能力なので、ちょっと考えれば早々に展開が読めるのだけど、そこに至る心情の描写がちゃんとあるので気にならない。できればこの4人の高校生で続編が読んでみたい。惜しむらくは、タイトルと内容があまり合っていないのと、表紙の主役の絵がイメージから外れている気がするのと、帯の煽り文句も外しているような…平台に置かれたら損しちゃうんじゃないかな。せっかく新人さんのデビュー本なのに。2012/08/09
ユキ
8
面白かったです。無名と円の関係が良い感じ。男の子同士の友情って憧れたなぁ、そういえば、なんてことを思い出しつつ(笑 二人の同居生活に和みました。見た目と反して(?面倒見の良い無明とか。火ノ宮と檜山の女の子二人の関係も面白いですね。今回の主要メンバーが出てくる続編が是非読みたいなぁ。 ところで、作者のバイト先が非常に気になりました。どんな仕事なんだよ…と。2012/08/01