テレビの日本語

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テレビの日本語

  • 著者名:加藤昌男
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 岩波書店(2012/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784004313786

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rubik's

32
★★★★☆2019/07/23

ロッキーのパパ

13
言葉そのものよりも、テレビにおける言葉の担い手であるアナウンサーに焦点が当てられている気がする。テレビにおけるニュース番組の歴史を概観するにはちょうどいい本かもしれない。タイトルにある日本語の観点からは、ことばの揺れに着目している。ことばの揺れを「乱れている」と一概に否定しない点は評価できる。ただ、著者はNHKのアナウンサー出身であり、正しい日本語の伝え手として矜持もあちこちに見受けられた。2012/09/19

青龍

10
図書館本。ここ数年、テレビがやたら騒がしく感じる。画面のあおり文字も邪魔。タレントが、芸として騒いだり、馬鹿な発言するのはまだしも、コメンテーターはきちんとした言葉で話してほしい。2018/04/03

鉄人28号

8
☆☆ 「耳障りな業界語、俗語、短縮言葉」「あいまいさを増す『若者ことば』」「選挙報道で発する『浮動票』『無名の新人』『票田』『草刈り場』などの表現は失礼な物言い」「昭和天皇がお亡くなりになったことを『崩御』とするか『ご逝去』とするか議論があったこと」など、報道の仕方をめぐっての興味深い記事があった。2025/08/24

kenitirokikuti

6
第1章 テレビのことばはこう作られる▲放送で使われることばはかつて「標準語」(模範的)と呼ばれた。現在は「共通語」(場所によらないという実用性)である▲商品名や商標を避けるための名称。ヘッドフォンステレオ、notウォークマン。歩数計、not万歩計▲サンガイダテ(三階建)、レイサン(03)、氷点下五度三分、notマイナス5.3。約(ヤク)は百(ヒャク)との混同を避け、およそ▲放送と新聞の報道文の違い。放送は日時は略される。新聞では誰それの発言や談話は直接話法で記述されるが、放送では本人の映像と音声になる。2017/09/16

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