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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Rubik's
32
★★★★☆2019/07/23
ロッキーのパパ
13
言葉そのものよりも、テレビにおける言葉の担い手であるアナウンサーに焦点が当てられている気がする。テレビにおけるニュース番組の歴史を概観するにはちょうどいい本かもしれない。タイトルにある日本語の観点からは、ことばの揺れに着目している。ことばの揺れを「乱れている」と一概に否定しない点は評価できる。ただ、著者はNHKのアナウンサー出身であり、正しい日本語の伝え手として矜持もあちこちに見受けられた。2012/09/19
青龍
10
図書館本。ここ数年、テレビがやたら騒がしく感じる。画面のあおり文字も邪魔。タレントが、芸として騒いだり、馬鹿な発言するのはまだしも、コメンテーターはきちんとした言葉で話してほしい。2018/04/03
kenitirokikuti
6
第1章 テレビのことばはこう作られる▲放送で使われることばはかつて「標準語」(模範的)と呼ばれた。現在は「共通語」(場所によらないという実用性)である▲商品名や商標を避けるための名称。ヘッドフォンステレオ、notウォークマン。歩数計、not万歩計▲サンガイダテ(三階建)、レイサン(03)、氷点下五度三分、notマイナス5.3。約(ヤク)は百(ヒャク)との混同を避け、およそ▲放送と新聞の報道文の違い。放送は日時は略される。新聞では誰それの発言や談話は直接話法で記述されるが、放送では本人の映像と音声になる。2017/09/16
青龍二世
5
図書館本。2018/04/03