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内容説明
「あの人はいつもいいこと言うなあ」―周囲から一目置かれるコメントは、むしろ用意不要。
ちょっとした工夫と心がけで十分に身につけられる。
ポイントは感想力、即レス、たとえる、逆質問…。
会議で意見を求められた。
飲み会でむちゃぶりされた。
失礼な質問に困惑した。
世の中に憤りを覚えた…プロデューサーの視点で、さまざまなシチュエーションに対応した発想と技術を伝授。
目次
プロローグ 「コメント、苦手なんです」とは言っていられない
第１章 心構え―コメントは事前に用意するな
第２章 感想力―見たり聞いたりしたらアウトプットする
第３章 即レス―〇・一秒でとにかく口に出す
第４章 ボキャブラリー―相手との距離感を踏まえて言葉を選ぶ
第５章 たとえる―社会問題を「ご近所トラブル」で説明する
第６章 逆質問―納得できないまま答えてはいけない
第７章 インターネット―フォロワーの数よりオピニオンで勝負する
エピローグ ブレない姿勢がいいコメントを生む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gatsby
15
『相手に９割しゃべらせる質問術』につづいて、おちまさと氏の新書を読んだ。文章は柔らかく、１～２時間で読んでしまう分量ではあるが、周りの人とのコミュニケーションのために気を配るべきことが、具体的に分かりやすく書かれている。特に共感できたのが、「怒りは家に持ち帰らずにその場で解決」の章であった。仕事上でもいろいろな人と話をする機会があるが、不愉快なことを言われた時に、我慢しているだけだとなめられる。こちらが感情的にならず、しかし、今の発言は不愉快ですよということを分からせるのが大事。高級なスキルではあるが。2012/08/09
ふろんた
10
たしかに。おなじ言葉でも、一寸考えて発するのと、脊髄反射的に発するのとでは、相手の受け取り方も異なる。感情が伝わるか感情的に伝わるかはそれなりに鍛錬が必要かと。2013/12/13
たつ
8
本書を読みながら思いつくのはまさにこの読書メーター。感想文程も書けないまさにコメント的表現。これを日夜実践されている方々には案外楽しめる本かも？随所に「たしかに」と言える文面あり。「かわいい」「やばい」は著者とは違う見解だなぁ。業界のフロントラインの方の生々しいコメントとして楽しみました。2014/09/27
ゆり〜こ
6
なるほど！と素直に頷けるコツが、日常で頻繁に起こり得るような会話を引用しながら、わかりやすく解説されていました。作中で紹介されているおちさんのコメントの例が秀逸すぎて、素直に羨ましい！！！と思いました。私の場合、とっさのひと言……というよりも老若男女との会話が苦手なんです。後から考えて、あ〜！なんであんなこと言ってしまったんだろう！と思うこともしばしば。涙 本書で吸収した事を自分の会話に盛り込んでいきたいです！！2017/12/22
すならぼ
6
「コメント力を磨く第一歩は、とにかく人と語り合うこと」 これに尽きるなと思った。2016/07/30
