講談社文庫<br> 天国の郵便ポスト

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講談社文庫
天国の郵便ポスト

  • 著者名:折原みと【著】
  • 価格 ¥576(本体¥524)
  • 特価 ¥402(本体¥366)
  • 講談社(2012/09発売)
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  • ISBN:9784062773034

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内容説明

愛する妻を亡くした悲しみから立ち直れぬまま、幼い子供と二人、ひっそりと毎日を送る真人。ある日、愛犬の死に落ち込む女の子が書いた手紙へ、ふとした思いつきから返信を書くことに。それがいつしか「天国に届く郵便ポスト」の噂となって逗子の街に流れ始める。しかし、差出人不明の手紙をきっかけに、不思議な文通が始まり……。喪失感を抱えながらも、真人本人にも起こる奇跡。誰もが温かい涙を流す愛の物語。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinji

124
たぶんあの郵便ポストは天国に繋がってたんだと思いますよ。冷静になると真人のしたことは、あおいちゃんの言うように「偽善」ですよ。でもテッちゃん、フクちゃん、いっちゃんらに助けられている真人とすれば例え些細なことでも生きているという安心と幸せはかけがえのないもの!サワばあちゃんはそれを知っている真人に言いたかったたくさんの言葉を繋いで貰った! 自らの状況を分かっていても幸せだったでしょうね♪ 初読みですが折原みとさんって漫画家だったのですね。やはり海の近くの街はイイですね。逗子訪れてみたいです!2017/05/09

のんき

91
認知症のサワばあちゃんが、亡くなった息子のタアくん宛に手紙を出します。天国にいる人に届くというポストに入れます。真人がタアくんのフリをして返事を書きます。それから二人の文通がはじまります。サワばあちゃんからの最後の手紙は泣けました。誰にも 大切な人やペットが亡くなる前に、言いたかったこと、伝えたいことがあったと思います。でも、その伝えたい気持ちや言葉は、返事は来ないかもしれないけど、天国にいる人やペットに必ず届くって思いました2018/01/23

たるき( ´ ▽ ` )ノ

77
折原みとさん、昔よく読んだなあ(*^^*)お名前を見てとても懐かしくて、買ってしまいました。優しくて、切なくて、あたたかくて、素敵なお話。それぞれの想いがほっこりと伝わってくる。2016/08/05

ちゃんみー

58
初読み作家さんです。著者は少女マンガ出身だけあって、とーっても優しい感じの物語でした。これは中高生向きですかっ?!おじさん読んじゃったよ、でウルウルしたよ。東野圭吾のナミヤみたいな往復書簡みたいなのをイメージしていましたが少し違いましたね。誰もが、失くしてしまった人と想い出を触れたくなる時があると思います。そんな時は天国への郵便ポストがあるといいですね。2015/02/20

昼夜

58
本に呼ばれました。もし、父のことがなかったら…、2月21日以前と同じ日々を過ごしていたらきっとこの本を手に取ることもなかったと思います。タイトル、著者、帯からいわゆる泣かせる本だと解って、こういうの読んで見て泣けなかったら冷血人間みたいな気がしてめちゃくちゃ構えていたジャンルだったので。でも、なんか凄く気になって仕方なくて、こんなに「読め!」と感じる本は初めてでした。今、お盆だから父のメッセージに一番近い本だったらいいなと思いました。2012/07/16

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