内容説明
母が家政婦をしている公爵家で育ったイシーは、幼い頃から公爵の息子ジオに憧れていた。不良だった彼が年上の女たちと戯れるのを覗き見しながら、いつの日か彼にバージンを捧げると誓ったイシー。17歳の夜、ついに想いを遂げたが、初恋は残酷な言葉で踏みにじられた。「おまえの気持ちなんて、重いだけなんだよ」10年後、極貧生活を送るイシーは、ジオと劇的な再会を果たす。資金援助を申し出た彼が、代わりに要求したものとは――?■本書は、2011年7月に小社より刊行された作品を再編集したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キッチンタイマー
5
俺とお前他、結構言葉が俗語っぽい感じ?結局なぜこの2人が幼なじみだったのか、うっかり忘れてしまったけど、まあなんというか、頑張って詰め込んだ感じは嫌いじゃない。年下のヒロインが頑張って年上の憧れだったヒーローの心を癒すところが良かった。というか、トイレでそれに気がつくのか〜。たしかにリラックスしてるからね。2015/10/25
まめもち
1
初体験の相手とストリッパーの格好でご対面。さらに資金援助をお願いするとなって屈辱感MAXなヒロイン。彼女はずっとヒーローのことが好きなのがにじみでてて可愛い。ヒーローの皮肉屋ぶりにもひるまず、疎遠になってた親戚の集まりに引っ張って行く行動力もあるのに、そのありがたみに気づかない男のどこがいいんだか。自分の気持ちを自覚してヒロインを取り戻しに来た時もやっぱり上から目線なんだが、まぁ公爵だから仕方ないか。ないのか!?2016/12/24