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内容説明
大越基、大野久、杉本友、佐野心、酒井弘樹、後原富。プロ野球選手として戦力外通告を受けた彼らは、第2の人生で高校野球指導者の道を選んだ。栄光からの転落と再生への苦闘を描いた本格スポーツノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
9
野球を楽しむ、甲子園はあくまでも結果と言い切る佐野心の考え方に好感が持てた。一方で元プロだからこそ学校からは甲子園を当たり前のように期待され、それに応えねばならないというプレッシャーも切々と感じる。 スポーツが人を魅了するのは、ただ楽しむことに意味があるからではないだろうか。ボールがバットに当たった手ごたえ、シュートが決まった時のネットの音。そこに学校や監督の利益を優先させては、子どもたちもやりづらいだろうなぁとただ同情する。まぁ、そんなにやわくてはスポーツなどできないのかもしれないが。 2013/01/05
arcmint
2
田口壮さんのブログを読んで以来、プロ野球選手からの情報に興味を持っていたのですが、この本は非常に面白かった。(興味深い、って言った方がいいのかな)プロ・アマの壁の話も「エー加減にせえ」と再認識。高校野球は好きなのですが、現状のままでいいとはとても思えない。もっと自由になれないものか。2014/12/28
shouta.k
2
【白球の約束】 高校野球が好きな人、関係する人はぜひ読んで欲しい 高校野球のとはどういうものかを改めて問うてくれています。 「野球を楽しむ」「勝利こそ全てなのか」「人間教育こそ一番大切なこと」この3つが奥底にあります。素晴らしい本です。2013/07/24
金吾
1
子供の頃、野球の頂点を極めたプロ野球選手が子供に野球を教えられないことは疑問に感じていましたので規制が徐々に緩和されるのはうれしいと思いつつ読みました‼️2019/04/17
harmony1116
1
今まで、プロ・アマの壁には否定的だが、高校野球は教育の一環と考えるとある程度の制限は必要だと考えが変わった。ただ、現状のままではなく、あとがきにあるようにライセンス制が妥当だと思う。少し大げさな表現が多いが、考えさせられるところの多い本でした。2014/10/28