内容説明
故郷を滅ぼされ明けない夜の中を彷徨う復讐鬼の魔狩人、アクタ。仇を追って辿り着いた国は異形の恐怖に晒されていた。国の令嬢ミラは一匹の野獣と出会い、野獣の姫となって国を脅かす脅威に立ち向かおうとする。崩壊する国で出会う復讐鬼と令嬢。夜闇の中に蠢く心無き異形――伽藍の策謀。芸術家たちの集う“筆音の国”を舞台に、物語を追い求める者と、物語を描き出す者達の戦いが幕を上げる。巻末には追加クラス“芸術家”とワールドセクションを収録。『モノトーンミュージアムRPG』リプレイ、堂々の登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
琴子
1
獣さんがとてももふもふしくて自信なさげで素晴らしかったです……。あのつぶらな瞳がもう。やはり、リプレイのPLさん方は遊ぶことのみならず、演出もうまいなーと。前作インカルツァンドでも、アンのエンディングで同じことを思いましたが。いつかこんな風に遊べたら楽しいのに。追加データは芸術家系のスキルとクラス。あと武器防具アイテム。画家のみならず、彫刻家、楽師、小説家系でも遊べるので、PC設定にこだわりたい方おすすめです。いままで名前だけだった職業の「作家」にも、データ持たせられますよ!2013/02/19
yraurb
1
ヒーローとヒロインの息詰まる攻防が大変面白かったです。鋼屋ジンさんの猛攻もしのさんだからこそ受け切れたというか。……おかしい。ヒーローとヒロインの関係を語る言葉じゃない。
ちゃか
0
主人公が、異形っぽいってどういうことなの。いや、それが、復讐に燃える鬼の演出なんで、すごく、面白いんですけど、相対したボスキャラの方が正義に見えてくるという不思議さ。これがリプレイの醍醐味というべきか。2013/03/13