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内容説明
日々結果ばかりを追い求めていませんか? 理想論ではなく、一見遠回りに思えるプロセス(経験)に価値を見出すことこそ、実は成功への近道だった! 成果主義を突き進む会社や上司は教えてくれない、自分で自分を育てるキャリアデザイン術。
イチロー選手、野村克也さん、羽生善治さんほか数々の名言や、人材教育コンサルタントである著者による“過程を評価する”思考で、中長期的に地に足の着いたキャリアを歩むための新しいビジネス書。
<目次>
序章 「結果とプロセス」どちらが大事か!?
第1章 「人をつくる」のはプロセス
第2章 結果主義偏重の行き先
第3章 「プロセスはウソをつかない」
第4章 「よいプロセス」の育み方
第5章 プロセスは「意味」と「結果」によって報われる
終章 結局、「仕事の幸せ」とはなんだろう?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bowmorelover
11
社会人になったんだから、フィクションばかり読むのはなと思い、読んでいた。著名人の言葉など、なるほどと思うことがいっぱいあった。面白かった。2012/07/14
スターライト
3
成果主義の自分の職場を見直すために、読んでみた。たしかにうちの職場も「目標疲れ」を起こした人(もしくは目的が見えない人)は去っていき、それに耐えれる人が残っている。上の人も年、月、週、日の目標に対しての遂行率ばかり目を奪われ、自分たちの仕事の意味を置き去りにしていて、そのむなしさに気づいていないらしい。一度プロセス評価を提案したことがあるが、その時はスルーされたなあ。職場の風土を変えるのは難しいが、自分の行動だけでもプロセスを意識したものにしたいと思う。2012/07/28
yuuta
1
結果だけにこだわるとズルするようになるし、プロセスこそ大事だよね。他人と比べず、マイペースで焦らず頑張っていこう。2019/05/13
mtsuka
1
人間とは意味を求める存在。目標を与えるだけではなく意味付けがないと目的として伝わらない。グランジュデ(大跳躍)には、現在の努力のプロセスに自信と粘りが必要。プロセスに意味付けと仕掛けを作り、出てくる結果を待つ。「成功は必ずしも約束されていないが、成長は約束されている」(カズ語録)。とはいえ結果にこだわる姿勢も大事。「勝ち負けは関係ないという人は、多分負けたのだろう」(マルチナ・ナブラチロワ)。2015/05/01
しゅんぺい(笑)
1
イメージしていた内容と違っていたので、少し残念。 予想以上に、ビジネスの場面の話が多かったので共感しづらかった。 つかみきれない話が多かったですが、「七放五落十二達」の考え方は印象的でした。 終章に書いてある「大いなる目的を持って、そこにつながる大いなるプロセスを楽しもう!」というメッセージに著者の想いが込められているように思う。 結果をただ軽んじていいというものではないですね。2012/09/16