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内容説明
医者が行う治療の目的は、突き詰めると、すべて患部の血液循環をよくすることです。私たちの体内には、地球2回り半にもおよぶ長さの血管が張りめぐらされています。その血管のなかを流れているのが血液です。血液は、体の各部に酸素や栄養分を運んだり、老廃物を回収したりします。また、免疫の働きや、体内の異変を伝える情報連絡網としても働きます。ですから、血液を運ぶ血管は、まさに私たちの“命綱”といえます。血管は、年齢とともに老化します。老化してボロボロになった血管は、詰まったり破れたりしやすくなります。そういう状態の血管では、血液循環がスムーズにいかなくなります。詰まらない、破れない、強い血管をつくるのも、ポイントは毛細血管まで十分な血液がめぐるような習慣を取り入れることです。つまり、丈夫で柔軟性のある血管をつくることが、スムーズな血液循環を促すことになり、あらゆる病気の予防、治癒につながるのです。
目次
第1章 あなたの血管は、健康ですか?(人間の体には3種類の血管がある―血液循環を支配するのは毛細血管 なぜ、毛細血管は薄くできているのか?―毛細血管の秘密を明らかにする ほか)
第2章 血液はいちばんの働き者(血液は体のなかでいちばんの働き者―血液の働きをきちんと押さえておこう 血液が体内の情報を運んでいる―わずかな量で最大の効果を発揮する ほか)
第3章 血液循環をよくすれば病気は防げる(血液循環は何のためにある?―血液が流れていることがわかってからまだ400年 強い心臓ポンプと適度な運動が不可欠―全身の血液は1分で入れ替わる ほか)
第4章 血管、血液循環と病気のコワーイ関係(がんその1―戦いは初戦が決め手 がんその2―がん死は餓死!? ほか)
第5章 100歳まで倒れない血液循環健康法(意欲の低下は睡眠と運動で振り払おう―やる気のなさを歳のせいにしない 循環機能を高める6つの力―健康長寿も若返りも夢ではない ほか)