内容説明
宇宙論や核エネルギーの基礎知識なのに、とかく難解と思われがちな量子力学の基礎が、図表やイラストとともに、すらすらわかる。量子力学がどのように生まれ発展したかを解説し、さらに、宇宙の始まりを解くヒッグス粒子や超対称性理論など最近の量子力学のビッグニュースも丁寧に説明。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そんれい
9
「おとなの学びなおし」ということで、古代の物質の考え方から暗黒物質まで、図説によりミクロの世界をイメージしやすいように工夫された量子力学の入門書。とはいっても、やはり難解。「陽子・中性子は、粒子性と波動性を併せ持つ」理解する喜びはもう少し先にとっておこう。2020/07/26
dragon
2
シュレディンガーの波動方程式1926年 ハイゼンベルクの不確定性原理1927年 この100年の間に大きな進歩がある量子力学。アインシュタインは量子力学に 背を向けていたんですね。 クォーク 強い素粒子、弱い素粒子 強い力、弱い力、電磁力、重力 重力は最も弱いが、影響距離が最も長い、弱い力は最も強いが影響距離が最も短いぐらいまでは理解できても、だんだん曖昧になっていく。ニュートリノなどの素粒子はさらに分解するとどうなるのか、光子とは何なのかなど、理解出来ないが興味は深まる。2015/04/15
竹田拓郎
0
なかなか分かりやすかった。2015/04/01
monge
0
対称性の破れの説明ががわかりやすい。イメージできる。2014/11/03
kototubo
0
学生の時に全く不勉強だった分野。導入は哲学でなじみのある単語からで、文系の私でも大変とりつきやすい。……だが中程になると用語が増えて厳しかった(笑)。 全部を理解できたわけではないが、あれはああいうことだったのかあーという自分なりの発見があって、読んでよかった。2013/08/29