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内容説明
石原慎太郎東京都知事が、尖閣諸島購入構想を打ち出した。
多額の寄付金が集まるなか、今後中国政府の反発も必至である。
また、中国は南沙諸島、西沙諸島などでも周辺諸国と緊張関係が続いている。
こうした東アジアで領有権問題が噴出しているにもかかわらず、日本政府には毅然とした外交姿勢が見られない。
著者は、「このままでは日本が危ない」との思いから、さまざまな意見や提言を発信する。
国民が祖国日本に対して考えを深めるためにも、領土や安全保障問題を議論する必要性を訴える。
目次
第1章 領土問題が紛争の火種になる
第2章 ほんとうは危ないアジア
第3章 日本は中国の脅威に備えよ!
第4章 間接侵略に立ち向かえ!
第5章 この世から戦争はなくならない
第6章 愛国心が試されるとき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
30
サッチャーが述べた事で“核のない世界よりは平和な世界を選ぶ”p79とあるが、日本も見習うべきでないか?いくら平和を保っても、近隣諸国の有事に飛び火も考えられる。戦争をする為の核でなく抑止力の核が必要と近年感じる。北朝鮮の核保有がまさしくそれ。迎撃ミサイルなど同時多発に発射されては敵わない。保持管理に膨大な費用もかかる。また原発を維持すると原爆を作る技術を未来に拓せるという意見もあるが、余りにもリスクが高くコストも高い。核保有は安上がりで確実な安全保障をもたらすかもしれない。2019/05/22
恵美
3
五年前の本だが、日本の防衛はこのころから前進はしているのだろうか?安保法もテロ対策法も施行されたが、中国は日本の海洋で乱獲しているし犯罪を犯した韓国人は通名報道。土地も買われっぱなし。もっとこういう保守論客が出てきてほしいい。2017/10/26
siva
2
世界の情勢は変わっていく。その中で「国家」「平和」を維持していくのは現状維持では難しい。もっと危機感を持たねばと思った。2014/02/15
だららん
1
活字が苦手な自分でも読みやすかったし、政治の知識が乏しくても分かりやすい内容だった。グローバル化に反対している人が一定数いるのも何となく納得できた気がする。韓流ブームが軍事に利用されているのに対抗して、世界でも人気のある日本のアニメ・漫画を利用して、竹島問題や尖閣諸島問題をテーマにした作品を作って世界にアピールすることも可能ではないか?という提案に対して、『マスコミが必死にアニメや漫画の価値を落とそうとしてるのはこのようなことに使われないためなのではないか?』と無駄に考えてしまった(゜_゜;)2014/07/25
Kaz Kon
1
尖閣諸島を護ることは、日本を守ること!既に石原都知事の尖閣諸島購入構想に対し14億円を越す寄付が寄せられているそうです。2012/08/19