内容説明
弁の立つ人物よりも深みのある人物たれ!河井継之助、大塩平八郎ら錚々たる歴史人物が座右の書とした人生訓。
目次
第1章 人物について―リーダーに求められる資質とは
第2章 修養について―独りでいるときこそ、心を正す
第3章 処世について―好調なときほど謙虚であれ、慎重であれ
第4章 人品について―時勢に流されない勇気を持て
第5章 治道について―下からの声をどう汲みあげていくか
第6章 人情について―人を知る、己を知る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいてぃ〜
21
PHPの【新訳】新書シリーズ9冊目。このシリーズは入門書としては非常にありがたい。かなりの抜粋だけど、訳も分かりやすくて読みやすい。さて、呻吟語も始めて読んだが、リーダーの指南書としては良いと思うし、修養についても参考になる考え方が多い。深沈厚重という、どっしり落ち着いて深みのある人間に憧れるなぁ。理想に近いリーダー像が書かれているので、それに近付けられるようにしたいと思わされる。やはり古典は心が落ち着く。入門書レベルだけど。2018/02/17
かいてぃ〜
14
再読。簡潔に書かれながらも、奥深いのを感じる。最後の方に『不幸のないのが何よりも幸せである。幸せを手に入れようとあくせくするのは、何よりも大きな不幸である。』というのが今回は刺さった。♪何でもないようなことが〜、幸せだったとおも〜う〜♪ みたいな感じだが、本当にそれが一番かも。2020/04/21
spike
3
オーソドックスな自己啓発金言。最近流行りな突飛で目うろこな言葉はないけど悪くない。訳者というか解説者も丁寧に書いてくれてるが、やや関係ない自己主張が、、、2016/09/17
Holy Boon
2
久々に出会った何度も読み返せる作品。優しい表現の中で、結構痛いところを突かれて、反省しきりです。2013/03/31
和田 信久
1
忍激の二字はこれ禍福の関なり 今の私に刺さった!思い当たることが色々ある。これだけでも読む価値があった!ほかいいろあるがこれしか覚えてない!明日も頑張ろう!2021/10/07