内容説明
中川凛、29歳。葉山で気ままなヨット暮らしを送る敏腕広告ディレクターだ。新たな仕事で対決することになったのは、米大統領選キャンペーンを陰で仕切ったと噂される大物だった。勝負は、女性100人の投票で決める「公開プレゼン」。凛がヒントにしたのは、結婚に悩む友人のひと言だった――。迷いながらも真っすぐに生きるすべての人たちにエールを送る、大人の青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
80
クリエイティブディレクター「中川凜」シリーズ2作目。「凜」の魅力は相変わらずですが、相棒であり良きパートナー「智之」がちょっと薄っぺらくなってしまい、残念だったかな。主人公「凜」をはじめ、アラサー女子の仕事に生きるか、結婚するかの悩みに真っ向から挑んだ作品に感じます。飾るコトなく、自分に素直に生きるコトの大切さと難しさのバランスを絶妙に綴ってます。シリーズとしては今のところ、本作品にてストップしてますが、この先が非常に気になります。しかし、さすがに本作が12年前の作品なら、続編を期待するのは難しいですね。2024/06/05
来未
6
広告業界を舞台にクリエイティブディレクター中川凜が仕事を通して女性の生き方、働き方などについて考える。自身も同業であり物語の展開であるあるな要素も含まれていた。作中コンペに取り組むシーンがある。男性用シェーバー、女性をターゲットにした転職サイト、安価な化粧品。それぞれのキャンペーンの凜が作り上げるコピー、メッセージは秀逸。上っ面だけのアピールではない本質をついた内容であり自身の仕事にも心がけたい気持ちになった。また、作中でプロのカメラマンに必要なこと…とありとても共感できクリエイティブの真を再確認できた。2021/04/25
イトウちゃん。
3
意地っぱり女。。。嫌いじゃないです。自分が傷つくのもわかっててのええかっこしい。こうしたららくにいきられるだろうなぁってわかってても、そうしたいと思わないんだから、しかたがない。性分だから。『自分が自分らしくあること。』2012/06/24
Aoki
3
CF愚連隊シリーズの女性版。海、ヨット、釣り、魚料理、CF、スポーティでストレートな主人公と仲間たち、ビール・ワイン・カクテル・シャンパンなどのお酒と食事、友情、恋愛、ライバル、ロケで行くハワイやカリフォルニアなどの海外風景といった要素は全く同じ。こうした舞台設定を懐かしく思いながら、自分の好きなペースで読書を楽しめる作品。2012/06/19
kaede
2
人生は一度きり。わがままでいい。やりたいようにやればい。2012/06/26
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