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内容説明
アスペルガー(AS)学習障害(LD)注意欠陥多動障害(AD/HD)な作者のにぎやかな毎日。2012年大注目の作家が「おとなの発達障害」を笑い飛ばす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
風眠
92
漫画なのでとっつきやすく、簡潔で分かりやすい。アスペルガー症候群という障害を抱えている本人が描いているので説得力がある上に、日常の出来事で困っていることが非常に具体的だ。専門書を読む前にと思って気軽に手にとってみたのだけれど、導入として読んでおいて本当に良かったなと思う内容だった。2012/08/01
読特
80
出前持ちをするが、おつりの計算ができない。誤字がたくさん、特に横線の多い漢字。コンビニ弁当買って、温めてもらってる間に帰ってしまう。看護実習では、患者と会話ができず、暇を持て余す。生きずらさを明るく楽しく描いて…なんていうだけでは、済まされない。運転すれば人を轢きそうになり、湯を沸かせば火をかけてることを忘れる。友達が片思いしてる男を嗜めようと、一緒に寝る。…人の心を傷つけ、災いを呼ぶ。偏見を招くとの批判が出ても、伝えられるべきことがある。きっかけがなければ考えてくれない、そこに理解されたい人がいると。2025/12/05
あん
76
アスペルガー、学習障がい、注意欠陥多動性障がいを持つ著者が、他者とうまくコミュニケーションがとれない自身の体験や、日常を紹介するエッセイ漫画。失敗談や自虐ネタが明るくコミカルに描かれているけれど、著者の略歴から、本当は大変な苦労があったのではと推測されます。感想には賛否両論あるけれど、読んでいてアスペルガーのことをよく理解できるエピソードが満載で、理解が深まったし腑に落ちました。巻末に自閉症スペクトラム傾向を測定する質問リスト付き。自分の傾向も試してみます。2015/05/25
年越しそばそっくりおじさん・寺
74
アスペルガー症候群(AS)で学習障害(LD)で注意欠陥/多動性障害(AD/HD)である著者のエッセイ漫画に、精神科医のゆうきゆうの解説が付く。漫画はとても面白いが、実話だと思うとゾッとする出来事が盛り沢山である。読んでいると「私もそうだなぁ」「あの人にもこんなところあるなぁ」と気付く瞬間がある。当然だが、症候群に悩む人の中にも悪人がいて、4話のSさんはそれである。巻末には『自閉症スペクトラム指数(AQ)日本語版』が収録。33点以上に症候群の人が多いらしい。試しにやってみた。27点。私も微妙だ。2014/08/14
パフちゃん@かのん変更
66
どこかで見た感じの絵だと思ったら『アクタス』(地元雑誌)に漫画を連載している人だった。やはり看護師ネタの漫画。沖田さんはアスペルガーでADHDでLDという発達障害をお持ちだが知能の遅れはない。ちゃんと正看護師の国家資格も持っていて、漫画も連載している。人の話の裏が読めなかったり、車の運転が危なかったりいろいろ不都合なところはあるが頑張っておられるようだ。発達障害は普通クラスに3人くらいいる。知能の遅れがないと、わがままとか思われて昔は大変だっただろうな。 2017/10/28




