内容説明
「ミラノにはきみも一緒に来てほしい」傘下企業の総会に出席するボス、ブレイクに請われ、カーラはあまりに突然のことに困惑を覚えた。夢のような話だが、病弱な母を残して海外へは行けない。だが、ブレイクの執拗な説得に屈し、彼女は母を叔母に預けてイタリアへと旅立った。驚いたことに、専用機の乗客はブレイクと二人きり、着いたホテルでも、彼のスイートルームの続き部屋をあてがわれた。いったい、この待遇は何を意味するの?カーラは考えもしなかった──ブレイクにある思惑があることを。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akiyuki_1717
1
しょっぱなの印象でヒーローは誠実っぽく書かれていたけど、実はヒロインと一時的な関係だけを望んでおり、妊娠したと告白されても、自分の子供か疑うという、最悪の男だった。関係を持つまでは”君を決して傷つけない”と断言してるのに、あっさり手のひら返してるし、ヒロインもヒーローと関係を持つまでは、出来る社会人なのに、妊娠するやグダグダのうっとおしい女に変わってしまうし…魅力半減で、途中から斜め読みで終わっちゃいました。2015/05/30
MOMO
0
うだうだ、うだうだと・・・カーラちゃんってば、ほんとめんどくさい女だこと・・・おまけにブレイク君の手の平を返したような態度ときたら、読んでるこっちがこっぱずかしくなるほどよ!などと、腹を立ててもしょうがない。この馬鹿みたいに暑い時期に、<二度と結婚なんてするもんか男>と、<26歳にもなってバージンのトラウマ秘書>のロマンスなんかを読む私が間違ってるのよ、きっと。こんなイライラを誘う話は、涼しい秋風が吹くまで、手をだしちゃぁいけないんだわ・・・。2012/07/27