内容説明
待ちに待ったハワイでのバカンス初日。心躍らすジルの滞在先に、親友から一着のウエディングドレスが届けられた。それは、受けとってから最初に出会った人と結婚すると言われる伝説のドレス。“すてきな人を見つけて”と手紙が添えられている。親友のお節介に苦笑しつつ、ほのかに期待しながら外に出たジルは、そこで声をかけてきた男を見て、思わず顔をしかめた。飛行機で隣だった男性――明らかに裕福そうでハンサムだけど、飛行中も仕事ばかりしていて、おまけにひどく傲慢だった。冗談でしょう? まさか、彼が運命の人だというの?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
9
それを受け取って最初に出会う男性が運命の結婚相手、といういわくつきのウエディングドレス。ワーカホリックなヒーローに出会ってしまったヒロインはなんとかして彼から遠ざかるように努力したのに運命には逆らえず・・・、というお話。父がヒーローそっくりな仕事人間で、母の悲しみを目の当たりにして育ったヒロインは必死に彼に惹かれていることを否定。冷静で冷たいイメージのヒーローが最終的に選択した道は意外なもので、ヒロイン同様わたしもびっくり。ヒーローの隠された温かいハートにやられた。やはり結婚は覚悟だなと思った次第。2014/04/30
アクアマリン
1
さくさくと読めました。超仕事人間のヒーローと愛情豊かなヒロイン。魔法のウェディングドレス。2019/09/30
アーコ
0
お風呂で再読。2014/07/07