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内容説明
悪臭のする不衛生な「ゴミ屋敷」で、他者の介入を拒否し、物に埋もれながら暮らす人々が増えている。彼らの多くは、実は「セルフ・ネグレクト」の状態にある。セルフ・ネグレクト(自己放任)とは、自分の生活に極度に無関心となり、著しく生活環境と健康状態が悪化する状態のことで、やがては孤立死に至る。毎年2万人に上る孤立死の約8割は、このセルフ・ネグレクトが要因とも言われている。彼らはなぜ自らの人生を「放棄」し、ゆるやかな死を選ぶのか。少子高齢化、家族崩壊、高齢者虐待などを背景に急増する、現代の病理に迫る画期的な書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
72
主に高齢者のセルフ・ネグレクトによるものを取材している。 あまり情報なく、読み飛ばし。 星3/102026/06/16
パフちゃん@かのん変更
70
40代夫婦の例が1件あったが、ほとんどは高齢者の話だった。認知症であったり、必要不要の判断が出来なくなって来たり、腰痛などで体の自由が利かなくなって物が片づけられなくなり溜まっていくというもの。しかし、この本の大半の例は孤独死にもつながる高齢者問題で、行政が介入しようとしても拒否されてしまう。公共料金が払えなくて止められても、周りが異変に気付かない。気づいても葬式代の貯金を持っていることで生活保護が受けられなかったり、家に人を入れたくなくて拒否する。年取ったら他人事じゃないです。2014/07/24
ゆみきーにゃ
55
《購入》実例がもっとたくさん載ってたら良かったな。セルフネグレクト、初めてこの言葉を知りました。2014/07/02
kinkin
55
ゴミ屋敷、この本を読むまでは物をかたづけない怠惰な人たちが住んでいると思っていた。しかし、実態は社会との孤立、親族との関係がなくなる、あるいは若者のひきこもりが原因であることが多い。それを「セルフネグレクト」自己放任と呼ばれることを知った。現代のように無縁社会が進む一方では、個人情報保護のため行政や近所の人が声をかけづらいことも確かのようだ。人い迷惑をかけられない、世話になるのが申し訳ないとセルフネグレクトになるケースも多いようだ。これからの日本社会のあり方について考える必要のある事のひとつでもある。2014/04/27
ごへいもち
36
読友さんご紹介本。支援拒否のゴミ屋敷の人も本当はつながりたがっている場合が多い。声掛けを工夫することで手助けができるとのこと(「片付けましょう」というより「見つからない保険証を一緒に探しましょう」とか)。地域包括支援センターの人って本当に大変。仕事に見合う報酬を貰っているといいけど。2014/08/19
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