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内容説明
悩んでいる読者に向かって、「自分と向き合い、悩みなさい。そして、どんな瞬間も自分を信じなさい」とエールをおくる本。絶対不可侵の、純度の高い自分になるために。そして、この瞬間を生き抜くために必要な考え方を著者は語ります。誰も見たことのない自分だけの地図を書くことができるようになる本です。
目次
第1章 「今」と向き合う―自然体になれる強さを手に入れる
第2章 自分と向き合う―富士山でなく、エベレストを目指せ
第3章 社会と向き合う―不可抗力に逆らわず、可抗力の統制に集中する
第4章 他者と向き合う―絶対不可侵領域を持った自己を育てる
第5章 仕事と向き合う―超ガラパゴス人材になる
第6章 人生と向き合う―5年後の計画は立てるな
第7章 未来と向き合う―純度の高い自分を創る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーちゃん
51
内に強さを秘めたシンプルなタイトルと、それに似合った表紙のデザインに強く惹かれ図書館に予約、待つこと数ヶ月・・・なるほど、これは大学の先生が、間もなく社会へ旅立つ自分の教え子たちに贈った励ましの言葉をまとめた本だったのか(*^_^*)納得。ダイヤモンド社発行の、ビジネス書的ニュアンスの強い若い人向きな本ではありますが、人生も半ばを過ぎた今だからこそ理解できる内容もあるのかも。今後社会に出る我が子たちには「知ったふりはしない(他者への欺瞞であると同時に自分自身への侮辱である)」→続く。2013/11/17
高光浩二
34
考えていたが言葉にできなかった事が書いてあってスッキリした。もし自分の部屋で読了していたらスッキリポーズをしたであろう本。2014/11/25
はるき
28
「確固たる自己を築き、飼われない野良猫となれ」何か少年漫画みたいなフレーズですが、漠然とした不安に苛まれるより何らかのアクションをとるべき。熱いとみせかけて、極めてシビアな生き残り戦略でした。2020/08/31
Mijas
21
3年前に購入して読んだ本なのだが、昨日NHK大河ドラマで吉田松陰を見ていたら、なぜかまた読みたくなった。「内面の革命」「異端児になれ」という筆者の言葉を思い出したのだ。自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で動ける人間を育てることは、教育者として大切な役割だ。筆者も本書の中で学生たちに熱い言葉を贈っている。学生でない私でも、本書を読むと自己を高めたくなる。自己を高めるとは、学ぶという姿勢のみならず、与えることに喜びを感じられる人間になることだ。人生の価値とは何かについて考ることができる本。2015/01/05
みねたか@
19
再読。これから社会に出て行く、あるいは社会に出たばかりの若者にエールを送る本。メッセージはシンプルかつストレート。若者ではない私には、今まで生きてきた経験や努力を信じて、しっかり自分を持って生きよというメッセージを受け取った。経歴詐称問題で評価が下がっているのは残念だが、私には腑に落ちる部分があり、おそらく、また何か不安を抱いた時に再読するだろう。 (本文より)過去から見た今の自分は、常に成熟した自分であるように。未来から見た今の自分は常に未熟であるように。2017/08/04