内容説明
大事な人が、がんになった時、なんと声をかけて励ませばいいか。大事な人を失った遺族に、どう力づける言葉をかければいいか……。仏教カウンセラーとして、ホスピスで多くのがん患者を見守り、見送ってきた尼僧の著者が、患者の入院直後、手術前、手術後、末期、そして残された遺族にどうやって勇気づければいいかを綴った実用ノンフィクション。がん患者だけでなく、鬱の人、その他重度の病気の人に対しても有効な1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘 由芽
7
登録数14冊、レビュー数5。この手の本を手に取る人は、限られてくるのだろう。親しい人が予後の良くない病気になった、お見舞いに行ったらなんと言葉をかけtらいいのだろう?そんな人が読むのでしょう。健康な者には想像ができない病人の繊細で傷つきやすい心理、人間の持つ傲慢さや鈍感さ、知っていても損のない言葉が多く書かれておりました。2019/07/04
♪りんまま♪
6
友人がちょっと難しい病気になったと知ったのですが、どんな言葉をかけたら良いのか迷い、でもそのことで疎遠になりたくはないので読んでみました。やはり「聞くこと」が一番ですね。私が出来ることは少ないし小さなことだけど、何か力になれることがあれば良いな、と思います。2016/09/07
のり
2
年を重ねるごとに、身内・周囲の人の病気や死に直面する機会は増えていく。ただかける言葉が見つからないことが多々あります。気持ちが落ち込んでいるときは声のかけ方も難しい。身近な人と重ね合わせて、参考になるお話がたくさんありました。自分が死ぬまでの間、亡くなった大切な方をたくさん思い出す。それが供養になる。という話が印象的でした。病気になったとき、亡くなったときの話を元気なうちに家族としておきたいです。2014/02/28
白い雲。。
2
良い本。人と関わるときに、ちょっとした気遣いでよい関係を築けるものだと思う。わかりやすく優しく語り掛けられているようで、心が落ち着いた。2012/09/05
:*:♪・゜’☆…((φ(‘ー’*)
0
核心をつきすぎる自分を戒めるために読んでみた。周りにがん患者が増えているし、日本にいる限りその傾向は変わらないと思うなか、心の余裕があるうちに目を通しておいてよかった本だった。自分の不安を消すため、自分の自己満足のためではなく、相手のことを思うとは、そのためにはどんな風に接すればいいのか。自分の場合、あまり自分がしゃべりすぎず、相手のペースに合わせてゆっくり話を聞けばいいのだと思った。相手のいう事を決して裁かずに。2016/10/22
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