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内容説明
貨幣の本質は抽象性と債務性にあり、信用が貨幣である。価値を尺度する貨幣はイマジナリーであり、貨幣の起源は商品交換ではなく、債権債務にあった。忘れられたイネス、クナップ、ケインズ(古代通貨草稿)の貨幣論を踏まえ、新たな貨幣論を提示する。
目次
前編 近代初期イングランド通貨論争―リアル・マネーとイマジナリー・マネー(近代初期イングランドの鋳貨制度 1696年の銀貨大改鋳 ロック=ラウンズ論争の虚実 リアル・マネーとイマジナリー・マネー)
後編 貨幣論の再生―貨幣の抽象性と債務性(漂流するメタリズム貨幣論 貨幣の抽象性と債務性―貨幣の生成 貨幣の歴史的鳥瞰 貨幣・中央銀行・国家の連関)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲオルギオ・ハーン
26
17世紀のイギリスにて貨幣が磨損しても価値が維持され、手形などの貨幣以外での取引の方が盛んだったので貨幣に価値基準機能なんてないのではという観点から書かれた一冊。イギリスの事例は興味深いし、他の話も部分的には面白いが正直、持論のゴリ押しな論理展開なので説得力がないのが残念。小切手や送金手段が古代から整備されているような仮定をしているけどどうしてそうなのかが疑問。物々交換は歴史上なかったと言い張る学者を紹介した際は困惑してしまった(今でもすることはあるんですが…)。2023/06/03
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