中小企業相談センター事件簿

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中小企業相談センター事件簿

  • 著者名:森建司【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • サンライズ出版(2013/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883254767

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内容説明

経営コンサルタントの杉山が設立した「中小企業相談センター」は、経営問題以外に経営者の悩み事相談にも当たっていた。次々に舞い込む案件の裏側には、男と女、詐欺などの事件が見え隠れしていた――。内部告発、同族同士の確執、バイオ燃料による第二創業を描く表題の事件簿シリーズ3作ほか、息子に経営を譲った元社長夫婦の悲哀がにじむ「古稀の家」、M&Aに対する思惑の違いを浮き彫りにする「タチバナ商会の終焉」の2作を収録。体験豊かな著者が業界の裏と表をドラマチックに綴る“中小企業小説”。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ファーラス

6
叩き上げの経営者が齢77で描いたという短編小説。前半2編は老境の暮れを描いた純文学的なもので、後半3つはタイトルのシリーズとなる。文章はしっかりできている。前半2つは文芸というよりは文学だが、読ませる内容。後半3つはキャラクターやイベントが弱く、物語というよりは中小企業内での事象説明になっており、薄味の群像劇にとどまる。悪気なく行われる女性の低い扱い、登場する女性たちのパーソナリティの乏しさ、40代~50代を若者とする描写が、2012年の刊行物としてはやや厳しいと感じた。2021/11/20

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