鉄道会社はややこしい

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鉄道会社はややこしい

  • 著者名:所沢秀樹
  • 価格 ¥628(本体¥571)
  • 光文社(2012/07発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334036874
  • NDC分類:686.21

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内容説明

いつもは何気なく乗っていて気がつかなくても、よく観察すると様相は複雑怪奇であるとともに、鉄道会社どうしは見事な連携プレーを披露している! 例えば相互直通運転では、車両を貸し借りしていて、それらの使用料は清算しなければならなかったりする。本書では、そういった裏のカラクリを一挙公開! 写真もふんだんに掲載し、読んで楽しい、電車に乗ってみたくなる一冊。

目次

序幕 東青森駅の変なゴミ箱―「はしがき」にかえて<br/>第1幕 複雑だが巧みなる直通運転(地下鉄絡みの相互直通運転に見る奇妙な現象 直通運転はなぜ生まれたのか)<br/>第2幕 規則だらけの直通運転(直通運転の掟 直通運転から生まれる切っても切れぬ仲)<br/>第3幕 政治が複雑にさせる鉄道会社間の関係(JR旅客鉄道各社の関係 似て非なる直通運転と線路の共用 さらに政治がややこしくする鉄道の会社間の関係)<br/>第4幕 鉄道会社間の駅共同使用の妙(ひとつの駅に2社以上が同居する共同使用駅 共同使用駅のタイプ別分類 他社の業務にも精を出す共同使用駅の駅員)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

52
明日から東京へ宿泊出張です。もちろんチケットは読メから入った‘東京ブックマーク’で購入です。さて、新幹線の中で何を読もうかなと思って、一昨日会社帰りに紀伊国屋へ寄ったところ、手書きのポップが私の目に飛び込んできたので、平積みされていたこの本を即購入しました。そうなんです。元鉄ちゃんの私が、昔毎月読んでいた‘鉄道ファン’の特集で、一番好きだったのが、相互乗り入れの特集だったのです。この本は、その鉄道の直通運転について、歴史、制度、車両、駅など実例を挙げて、細かく書かれており、読んで納得のいく内容でした。2012/06/06

たかしくん。

24
あれっ?どこかで聞いたこともある記事もあるなあ。まあこの手の本はそういうのも多いしと思いながら、読了後読メを開いたら実は再読でした。。。(苦笑) 色々な乗り入れの歴史はありますが、ここ最近のサプライズは、間違いなく東武特急の新宿乗り入れでしょうね!2014/12/21

ちくわん

20
2012年5月の本。本書で取り上げられたIGR(いわて銀河鉄道)は、一度も乗車したことがない。そもそも、ここ十年、東北新幹線以外では、東京出張で電車に乗るくらい。だが、貨物輸送やその他の理由で鉄道は必要と思っている。増やす必要はないが、減らすのも一定量まで。すべてを自家用車、バス、トラックに切り替えてはいけない、と冗長性の観点から思う。(本書はパラパラ読み)2022/11/26

ドナルド@灯れ松明の火

18
いや~もう何と言うかニッチでディープな鉄ちゃんの「鉄道会社間の相互乗り入れ」だけに徹した労作。そりゃ都内の相互乗り入れ(JR・私鉄・地下鉄)等には興味があったが、保有線路や社員や運賃の相殺、保有場所の境界に伴う転轍処理、改札処理まで相互委託・受託を行っている事実に唖然。第三セクタとなった旧JR線の混乱や競合しながら裏で相互に助け合う各会社やICカード対応の複雑さ、各社路線を走るJR貨物など途中から「もういいよ~」と言いたくなった。お蔭でさらっと読むはずが忙しかったせいもあるが5日もかかった。2012/10/22

あらあらら

17
とても詳しい。参考資料としてはいいんでしょう。読み物としては中身詰まりすぎて消化不良気味です。2015/06/03

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