内容説明
逃げなさい、悩みなさい! 良運も悪運もない、大切なのは受け止める覚悟。
曹洞宗大本山總持寺で大人気の参禅講師が語る、深く生きる道。
「禅とは、一言でいえば、根っこではないかと思います。
かつては、お釈迦さまも私たちと同じように、自分の根っこを見失った日送りをしていた。それゆえに、苦しみに引きずられたり、悲しみに迷わされたりもしていたのです。
しかし、お釈迦さまは自分に根っこがあることを信じ、根っこに気づき、そして、根っことしっかりつながった歩みを進められた。
私たちも、まず、根っこが自分にあると信じることからはじめてみよう。
そこに自ずと、お釈迦さまと同じものの見方ができてくる。
その歩みのなかで、必ず、生きる勇気を持ちつづけることができる。
いま、私たちは、お釈迦さまと同じ一本の道を歩んでいる。」
目次
序章 人生に偶然はない
第1章 「いま、ここ」を生きる命
第2章 悲しみを受け止める
第3章 やわらかな心を育てる
第4章 自分から自由になる
終章 ひとつながりの世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kyon
9
難しい本かなぁ?と心配したら、凄く読みやすかったです。現代の話しで分かりやすく説明してくれます。アンパンマンが出てきたり。かといって内容がないわけでもなく。禅について勉強になります。 また、読み直したい本です。2017/10/04
okatake
0
鶴見にある曹洞宗大本山総持寺の僧侶大童法慧さんの著作。NHKR1で本人出演されていたものを聞いて読んでみました。この手のものは、一言一言、心に来るのであるけれども、読んでしまうと向こう側にいってしまう感じがしてしまう。浅い読み方なのかもしれません、でも年に何度か宗教家によって書かれた本を読みたくなるのはどうしてなのでしょうか。 「一息の禅」は、心を落ち着けるときには良いかもしれませんよ。2014/10/03
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