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内容説明
長谷部、本田、香川らは移籍先で主力となったが、逆にほとんど出場機会を与えられず日本に戻る選手も少なくない。何が海外移籍の成否を決めるのか。スペインに留学し、欧州選手権、W杯など海外取材の経験も豊富な著者が、語学力、ヨーロッパ各国の国民性、リーグの特徴、ポジション別適性等を詳細に分析し、成功のカギを提示。さらに、主力選手流出に伴うJリーグのレベル低下、集客減の危機に各クラブがどう対応するべきなのかも考察する。
目次
第1章 海外組の変遷
第2章 成功と失敗を分けるもの
第3章 自分に合ったプレー環境を探す
第4章 ポジション別適性
第5章 様々な移籍の形
最終章 サムライからの脱皮
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kochanosuke
17
たいへんなお値打ち本だった。タイトル通りな最新情報を、手早く知れたらいいやと手に取ったのだけど、いやいやしっかりした内容だった。小宮良之というライター、覚えておこう。2013/05/26
Mimuchi
4
スペインリーガで活躍するためにはスペイン語で会話できないといけないや中国はサッカーでもエリート教育しているけど代表が強くならない。などサッカーの面白さと奥の深さを表す話だと思う。2012/05/16
KBOSN
2
・一口に海外といえども国ごとにサッカースタイル、評価基準は異なる ・ゆえに、日本で活躍できなかった選手が海外では活躍するパターンもある との指摘に納得。2019/07/05
hatagi59
2
各国のサッカー文化の概要が良く書かれていたのが勉強になった。ラテン系の国は精神的にマッチョじゃないとやっていけないだろうな。そしてコミュニケーションが非常に重要とされるのも日本人としては厳しいところかも。もう一点。日本では失格の烙印を押された選手でも海外で拓ける道があるのは意外だったな。東南アジアやアメリカ、ヨーロッパの小国ね〜。サッカーって、本当にワールドワイドなスポーツだよな。2014/04/09
ほーりー
2
スポーツニュースを濫読する代わりに、何回か丁寧に読んでロールモデル探ししたい。特に語学のところ。2013/03/23