内容説明
福島第一原発事故という未曾有の事態に直面し、これから「科学」とどう向きあえばよいのか。その答えを歴史の中から見つけよう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
8
科学史の本。根っこでは無く、果実だけを輸入してきたために、本当の意味で科学が根付いていないことがわかった。簡単な物ならいいが、原発のような物では、一から研究しなかったことが、命取りになる。民主主義とか権利とか自由とか、根本から考え直さなくては。2015/10/04
akane
6
図書館の中高生コーナーで借りた。こういう本を先生から勧められることなく自ら借りる中学生は、さぞ成績が伸びるだろうなあ。相対性理論の項で 「机の上にある鉛筆だってエネルギー(位置エネルギー=重力)をもっている」 という文を読んだときは、なんて興味を引き出しやすい語り口だろうと思った。アインシュタインのすごさや親しみやすさを、こんなに間近に感じさせてくれる本は初めてだった。また、科学は人間の理性(論理)が守備範囲、宗教は人間の感情を受け持ち、両者は現代でも両立可という著者の解釈も新鮮。いつか再読したい。2018/01/01
樽
5
Kindle Unlimited スキマで読めるものを、と選んだくせに、そこもうちょっと詳しく!と思うことしばしば。本書の意図するところと違うのは百も承知で言っちゃうと、痒いところにもう一息手が届かない感じ。2024/11/11
Riko
5
タイトルのイメージとは違ったけど、科学史がコンパクトに纏まってて面白かった。科学という言葉は百科の学、すごく細分化された学問だと明治の日本人は感じた、というのを初めて知った。図書館で借りた。2020/11/11
鬼山とんぼ
4
読者にこれは軽い読み物だよと示唆しているタイトルだが、それはそれで構わないと思う。内容とは関係ないが、重いタイトルだったら読まなかっただろうし、読んだ後にこれはいい本だなと思えたから。高校の世界史で習ったのとは段違いのリアリティーで科学史上の偉人たちの軌跡が手短かにまとめられており、久々に「きょーよー」というやつに接近できたかなと思えた。日本でサイエンス系新興企業が生まれにくい法制度上の弱点や原発の問題など、科学の社会的、政治的な接点もよく押さえてあると思った。2017/08/25
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