渡部昇一著作集<br> いま、論語を学ぶ

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渡部昇一著作集
いま、論語を学ぶ

  • 著者名:渡部昇一
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ワック(2014/06発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784898311813

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内容説明

『論語』はすばらしく、そして凄味のある本だ。性善説や性悪説のような「決めつけ」をせず、あるがままに人間性を見、聞き手にすべてを任せる。そこには相手を説得する支配欲とは無縁の、本当に生一本(きいっぽん)の素直な人物である孔子像が浮かび上がってくる。『論語』は「遠くに住む友人がやってくる。楽しいではないか」という生活の実感に溢れ、身近なものなのだ。読み易く、分かり易い、『論語』本の決定版!

目次

余力(親を養うということ 社会生活をきちんとしていれば教養は自ずからつく)
改心(寒風吹きすさぶ中に立つ決意 友だちになろうと思われる人間になれ 自分より劣った者を友にする人は成長しない 過ちを改めた清水幾太郎の態度 過ちを改めた者に対する非難の論法)
距離(友と付き合う二つの態度 媚びる恭しさは辱められる 媚びる態度は利己主義から出てくる)
待つ(人生とは八割以上が待つことである 昼行灯で終わる覚悟 人の危うさを知り、信用できる者を見分ける力)
評価(最終的に世間は自分を見てくれる 偽善のメッキは必ず剥げる 欠点を匿そうとするところに偽善が生じる)〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TOK

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2013年1冊目。実家に帰省するなり、父親から渡された本。年明けに読んだからか、非常に心が洗われた気分。 論語の中では恕という言葉が一番印象に残った。心の如し。他人を思いやれるようになれば孔子の言いたいことに少しだけ近づけるかな。2013/01/04

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