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内容説明
生きるうえで最も大切でありながら、戦後教えられなくなった「大切なこと」がある。戦前の教科書から秀逸な話を選りすぐって紹介する。
【著者紹介】
歴史コメンテーター
目次
第1章 四年生の教科書より(孝行は自分の身も助ける 苦労はあなたを育む 自分に厳しく ほか)
第2章 五年生の教科書より(力を合わせる 決まりを守れ 人の迷惑になることはしない ほか)
第3章 六年生の教科書より(先祖と家を大切に 勤勉は大事業を成し遂げる 師弟一体となる ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よし
3
軍国主義と結びついたことから、これまで敬遠されてきた「修身」。今、将来への羅針盤を見失いがちな日本は、これを見直すべきではないか、という本です。国内外の偉人が何人か登場して「こうした人たちが戦前の政府に好まれていたのだな」という見方もできますが、上杉鷹山や伊能忠敬といった有名な人たちはもちろん、栗田定之丞や布田保之助、筑後川に治水工事を行った五人の庄屋などが社会に貢献した話は心に残りました。先人たちの功績という切り口から見てみると歴史の勉強も生き生きとしてくるかもしれないと思いました。2012/04/30
乱読家 護る会支持!
2
戦前に日本が軍国主義に走るきっかけを作ったとされ、学校教育から外された修身の授業。この本は、軍国主義的な部分を除いた、かつての教科書の文書を紹介しています。修身とは「人は誰でも身を修めることが大切である」という儒教の経典。修身を授業として復活させることの是非は別にして、「我々は、先祖を含めた他人と、さらには自然に生かされている存在であることを忘れてはならない。だからこそ、利他の心、自然を愛する心を持って志を持って生きなければならない」という事は、ちゃんと学校や社会、親が教えないといけないと思います。2014/05/14
まさあき
2
読み終わって第一の感想は、これを小学生が読んでいたのかということ。 著者の金谷先生が仰っているように反省すべきところはしなければいけないが、反省しないでいいところを反省しているのが今の日本の教育じゃないかと思う。2012/06/07
よしぽん
2
「昔の人は偉かった。」明治生まれの祖母の口癖であった。これほど多くの先人達の優れた思想や教育の遺産を受け継ぎながら、戦後断絶し、何も知らされず育つのはなんとも勿体ないことだと思った。2012/05/11
TK-san
1
昭和初期の道徳の教科書のようなもの。全部が全部現代の世の中に合っている訳ではないかもしれないが、基本的な考え方としては同意できるもので、こういう気持ちで物事に向かい合って居る人が、世の中を発展させていく人なのだろうなと思った。偉人伝などで、子供がとった行動や言動から、あぁ、出来る人は小さい頃からこうなのか、みたいな感覚。案外学ぶことは多いと思う。2021/07/30
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