- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
六十歳を超えると、男女ともに仕事や子育てから解放され、さまざまなしがらみもなくなり、本当の意味で自分らしく生きられる時間がやって来ます。そんな「人生百年」と呼ばれる時代が目前なのに、退屈でイライラする時間ばかり増えるのでは悲劇です。しかし現役世代より高齢者のほうが、病気、お金、家族、孤独、生きがいなど、強いストレスに晒されているのも事実です。そこで本書は、心と身体のストレスを防ぐための専門医が“老後のイライラ”と要領よく向き合うための方法を解説します。「最初の一歩は『自分の思い』を紙に書き出すことから」「『老いに逆らう人』ほど、喪失感が大きくなる」「『~してあげたのに』が、トラブルのもとになる」「『毎日遊んで暮らそう』では長く続かない」「老後の趣味が『1つだけ』ではリスクが大きい?」など、具体的なアドバイスが満載。同じ老いるにせよ、「楽しい老い方」と「つらい老い方」は自分で選べます。
目次
第1章 老後に特有のストレスとは?
第2章 人間関係のイライラを解消するには?
第3章 心の不安とどう向き合うか?
第4章 身体の心配をどう軽くするか?
第5章 お金の悩みは深刻だけれど…
第6章 老いを忘れさせる生きがいづくり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
19
団塊の世代としては参考になる内容である。現役時代は「受動的」な生活であったが、リタイヤ後は「主導的」、自分で選択する必要がる。自由な時間が多い分、平坦な毎日に陥りやすいことは確かである。筆者は趣味も多くもつことを勧めてる、競いあうのではなく好きなことを好きなように…。又日常の生活も不規則にならずリズムをつけることが大切には納得。2012/11/05
のりたま
3
うちの親父殿が1日家でゴロゴロして、四六時中イライラし、朝からでも昼からでも缶ビールを何本も空けてしまうので、何か対応策が書かれていればと読んでみた。実際のところ、うちの状況までなってしまうと本書の取り扱い範囲外のようで…。本書の内容は、これから定年後の老後生活を始める人に充実した生活を送るヒントが書かれている感じだった。充実した老後生活には、そうした生活を送ろうという意識が大切らしい。うちの親父殿にはどうやったらそんな意識を持って貰えるんだろう?2012/08/14
nari
0
定年退職した直後の「まだまだ若い」老後の方々に向けた内容といった感じ。寿命が延びてもその分ただ老後が長くなるだけなら、イライラも積もるんだろうなと、いずれわが身も向かう老後を憂えたりも。2015/11/10
-
- 電子書籍
- タイポグラフィ論考
-
- 電子書籍
- サンデー毎日増刊 都市対抗野球2022
-
- 電子書籍
- 100万の命の上に俺は立っている(5)
-
- 洋書電子書籍
- Problem Solving in …
-
- 電子書籍
- なみだうさぎ~制服の片想い~(9) フ…