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内容説明
調査からわかった21世紀型キャリアの課題と解決策!
21世紀のキャリア環境は、20世紀のそれとは大きく異なる。想定外変化によって予期せぬキャリアチェンジが生じ、一方で専門性の細分化深化という、2つが同時進行するからである。
20世紀のキャリアデザインには有効であったOJTは弱体化し、一方でMBAによる学び直しも掛け声倒れの状況にある。このような新しいキャリア環境においては、企業・社会・教育機関。さらに個人は、自分で自分のキャリアを切り開く「キャリア自律」の考え方をベースにスキルを磨かなければならない。
そこで求められるのは、専門性と普遍性を自分らしく組み合わせてキャリアを切り開いていくことであり、可能性を「絞るキャリア教育」ではなく、「広げるキャリア教育」へと再構築することが求められている。
慶應義塾大学SFCキャリア・リソース・ラボ&リクルート・ワークス研究所の共同研究「21世紀のキャリアを考える研究会」が実施した、6000人規模のアンケート&100人以上の個別インタビューから浮かび上がった、21世紀型キャリアの課題と解決策を示した人事論の集大成。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きいち
28
立脚点となる本。◇働く側を主体としてキャリアを考えていくとき最も勇気づけられるクランボルツの「計画された偶然性」理論。想定外変化が余儀なくされる時代だ、という背景をかませることで、経営側にも「あんた責任とれないでしょ」と硬いキャリアステップからの脱却を動機づけることができる。◇大人が学ぶ場が整備されていない状況下、では、働く我々はこの環境でどうやって学ぶ動機を高めていけばいいのか、具体的にどう学ぶのか…それはここをスタート地点として考えていかねば。世の中への働きかけも、その個人の活動からのことなのだから。2016/09/24
モッタ
11
★★★★☆ グローバル化しつつある時代において人々は、特に日本人はどのような働き方をしていく必要があるのか。自らが専門性と普遍性をもってキャリアを”切り開いて”いかなければならない。人材が流動的になり、ひとつの企業に40年、という考え方ができなくなったために、”切り開いて”いく必要がある。そのために、若年層は、自分らしい「内因的仕事観」と「模範的仕事観」を確立することがよいことだろう。自分がどういう職業につきたいかよりも、どういう働き方、生き方をしたいかを深める。そういった仕事観をもつことは大切なことだ。2012/08/31
GX
4
管理職、非管理職に関わらず、是非、読んでほしい本。自分自身のキャリアをキチンと考えていない、そして、上司にちゃんと指導されてこなかった管理職は当然部下にも指導のしようがなくて、そうした部下が上司になるとまた同じようなことが、繰り返されて、悪循環になる。自省を込めて2015/11/25
がっち
4
大前本のような感じもしたが、これからのキャリアを考える上でとてもよい本であると思う。今までのようなキャリアの積み方がこれから先できるわけがない。今のキャリアは様々な要因からパラダイムに入ってると言っても過言ではない。想定外の変化がいままでは起こりにくい世の中であったが、これからはいつ起こってもおかしくない。それはネットやグローバル化の流れからだ。それに負けないように個人が組織にぶら下がらないキャリアの積み方が求められる。自分もこれだけは負けない分野を確立していきたいと考えている。2012/08/16
たまちゃん
4
この本は、是非、若い方とバブル入社世代に読んで頂きたい。 バブル世代は競争も無く入社出来た世代、その世代が上司になっている、その部下になって居る若い世代は、気づか無いとヤバイ。成長は出来無い。逆にバブル世代でぶら下がり社員に成り下がってる人は、これを読んで立て直しをはかって欲しいものだ。2012/06/23
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