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内容説明
旅好き、鉄道好きに、トラベル・ミステリーの第一人者・西村京太郎が、究極の旅の楽しみ方を「伝授」する。『寝台特急殺人事件』以来の35年にわたる創作活動と時刻表をベースに、旅のノウハウを「全公開」。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
目次
まえがき 時刻表と私
第1章 時刻表から謎解きを
第2章 謎の路線図
第3章 鉄路を巡って
第4章 駅もさまざま
第5章 列車に誘われて
第6章 取材はやはり綿密に
第7章 ミステリーを求めて旅に
第8章 名所・景勝地を訪ねる
第9章 旅の味は格別
あとがき ミステリーと時刻表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビスコ
5
西村京太郎先生なりの鉄道や時刻表の読み方、楽しみかたが書かれた本。時刻表トリックだけではなく、車両そのものをミステリに使うのは先生なりの見方があってこそ、ということに気づかされる。 ある意味では、先生の創作の裏側を見せる本なので、そういう意味ではチャレンジな一冊でもある。 一応、ミステリに関する本なので、ミステリ本棚登録。2014/06/02
kaizen@名古屋de朝活読書会
5
西村京太郎ほど鉄道愛好家に慕われる作家はいないだろう。 今の鉄道愛好家では乗ることができない多くの廃線になった鉄道,駅の話題がでてくる。 時刻表を利用した謎解きは,とても楽しい。2012/08/09
風鈴
4
めっっっちゃ楽しかった!! 読みやすかったし、ああそうやって作品が出来ていくんだな…と、感慨深かった。取材のきっかけ、取材して気づくこと、時刻表を見るワクワク感。とても、身に覚えがありすぎました。十津川警部シリーズは中学からの付き合いですが、初めて読んだのはメトロ殺人事件だったわ…2018/07/27
胡瑯
4
たくさんのトラベルミステリを書いている西村京太郎のエッセイ。いろんな路線の雑学が書かれており、興味を持てた。列車で旅に出たいなぁ。2014/07/02
ナガサワ
4
時刻表にはこんなことも書かれていますよ~という西村京太郎目線の雑学集。そこはそれ、タイトルにもなっている十津川警部シリーズの一節と共に紹介されることで、さらに興味がわく。時刻表は大判派の私だが、出張の際はインターネットで調べることが多くなった。大判時刻表では、実際に旅に出なくても空想旅行も楽しい。2012/12/30