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内容説明
あなたは、この革命を体感しているか?ソーシャルメディアはかつてない「動員」の力を発揮している。「アラブの春」、震災復興からビジネス、報道の世界まで、インターネットの枠を越えて現実社会を動かすエンジンとなっている。ソーシャルメディアでジャーナリズムの可能性を模索してきた著者が「情報」の未来を語る。
目次
第1章 ソーシャルメディア×革命-「アラブの春」を起こした真の力とは
第1章対話編 モーリー・ロバートソン×津田大介-ソーシャルメディアで世界は変わったか
第2章 ソーシャルメディア×情報発信-ムーブメントを起こすために必要なこと
第2章対話編 宇川直宏×津田大介-ソーシャルメディア時代のスーパースターとは
第3章 ソーシャルメディア×震災-東北復興のためにできること
第4章 ソーシャルメディア×未来-新しいマネタイズの方法とは?
第4章対話編 家入一真×津田大介-ソーシャルメディアの力でマネタイズする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たんたん麺
9
「社会運動はどう起こすのか」というテーマの講演でした。この講演で彼は一本の動画を見せました。群衆のなかで一人が勝手に裸踊りをする。しばらくは何も起こらないのですが、だんだんと一緒に踊る人が出できます。さらに参加者が友達に声をかけ始めて、裸踊りが広がっていきます。最終的には、その場所にいる全ての人が踊りだして動画は終わります。「(この動画の)最大の教訓はリーダーシップが過大評価されているということです。たしかにあの裸の男が最初でした。でも一人のバカをリーダーに変えたのは最初のフォロアーだったのです」2014/11/16
多聞
9
ソーシャルメディアの仕組みや影響力などが把握しやすく、自分自身のソーシャルメディアに対しての捉え方が変わるきっかけになった。個人的に宇川氏や家入氏との対談、第2章から第4章の内容は非常に参考になった。2012/07/19
inote2
8
面白かった。読むと動員の革命の意味がよく分かります。いまいちソーシャルメディアを使いこなせてえないけど、これからそういったところで大きな差がついてしまうのかな?2012/07/16
おらひらお
7
2012年初版。現代におけるソーシャルメディアの情報発信力と破壊力の大きさを指摘した本です。内容的には対談や鼎談が多く、読みやすいものでしたが、基本的な用語がわからないところもありました(枠外に説明があったのですが)。あと、チュニジアは国主導でネットのインフラ整備を進めたのですが、その結果、民衆の動員が容易になり、国家が転覆させられてしまったことは、皮肉としか言いようがないですね。今、年単位で進化していく分野なので、目が離せないですね。2013/09/15
Bartleby
5
津田さんがゲストスピーカーとして参加した講義を聞きそれをきっかけに読んだ本。その講義のときちょうど起こっていたデモの映像がUstで流されていて、講義やこの本での主張に説得力を感じた。ソーシャルメディアという手段によって人を動員することがこれまで以上にしやすくなった。人を集めやすくなったという前提のうえで何をするか、どうやるのかについて考えられていく必要がこれからあるのだと思う。2012/07/07
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