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内容説明
注目の新鋭・有永イネが描く、初の短編集。心の弱った人間にだけとりつく「ひとつめさん」がつなぐ友情を描いた「ひとつめは木曜になく」。ある日突然、双子の弟の顔が認識できなくなってしまった姉の心情に迫る「なき顔の君へ」など、商業誌未発表作品2編を含む、全4編を収録。すべての作品で共通して描かれるのは、未熟な主人公たちの、素晴らしき葛藤。新人離れした表現力で、人の心を深く描きます！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかげ
17
とても良かった…。オススメだと見かけて表紙に惚れ本屋を4軒はしごして買って読んだ。ITAN漫画はまだハズレがない！ひとつめの話はまだよくりかいできてないけど(再読必須ですな)、おばけの話以外はすごく心が温かくなる話でした。話に毒があるわけではないけど、あー、あるあるそういうイヤな感情！と思うとこがあった。リアルというか。おばけの話もおもしろいけどちょっとギャグの比率が中途半端かなーと。2014/04/01
Romi@いつも心に太陽を！
11
さすがはITAN、レベル高い良質な作品でした。これは結構オススメ。2013/02/10
しましまこ
10
短編集。シリアスよりコメディ寄りの「はたらくおばけ」サイコー！この世の心あらゆる霊現象は『株式会社はたらくおばけ』の社員、プロの幽霊のサービスなのだ！！2016/01/16
ひみこ@絵本とwankoが大好き♪
10
読みたいと思っていたら、たまたま書店で発見！ひとつひとつの話が不思議で…少し切なくなるお話も！この人の作品をもっと読んでみたいと思った！2012/05/06
どんぶり
9
【借り本】新人さんらしさを漂わせながらも、心にほっこりと暖かさをくれる作品が多かったです。『最果てアーケード』(未読)で作者さんは知っていたのですが、まずまずな感じ(^^)笑 表題作合わせ4作が収録されています。その中では表題作と「ひとつめ～」が好きだったかな。ナオくんがマキを密かに独占してる感じが良い♪後はひとつめ～の仲良し二人組が見ていて楽しかった。なのに終わりで彼と関わりないまま終わってしまったので少し寂しかった。最後の幽霊の話は良い話にしよう感が感じられ少し「うーん」な感じでした。絵は好き(^^)2013/09/26
