- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
インターネットを新しい広告枠としかとらえられない「広告脳」とマーケティングを理解しない「ネット脳」を覚醒する!
デジタル次世代のマーケティングコミュニケーションを理解するための最強の指南書が登場!!
目次
1 「広告」を超える(広告は無駄なものか? 広告は金がかかるという現実 ほか)
2 「メディア」を発見する(コミュニケーションプランニングと「メディア感覚」 メディアはメッセージ ほか)
3 「消費者」と会話する(今起こってることは過去に想像されたものかもしれない 「You.」の時代 ほか)
4 「クチコミ」を再考する(情報パイプラインの変化が、クチコミマーケティングを進化させる 媒体として売られたクチコミは「小さなマスメディア」 ほか)
5 「コンテクスト」を生み出す(「コンテクスト」とはいったい何なのか? コンテクスト視点でのソーシャルメディアの解釈 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
19
『バズマーケティング』『バイラルマーケティング』の違い 2019/04/03
Yasomi Mori
5
社会学やメディア論の知見を参照しながら、広告・マーケティングの実務を再考する一冊。要件生煮えの「オファー」時代において、広告代理店が提供すべきソリューションは「コミュニケーションプランニング」である。「コミュニケーションプランニング」は、商品・サービスがどういった「コンテクスト」に埋め込まれるのかを、4つの文脈(消費者文脈・パブリック文脈・所属産業文脈・ブランド文脈)から理解し、新たな文脈に埋め込み直す「コンテクストプランニング」を経て、その後、多様なメディアで消費者といかに「コミュニケーション」するかを2020/09/02
tuppo
5
「それが世の中をどのように変えるか?」ではなく「それが世の中にどのように埋め込まれているか。そしてそれはどのような様を見せるか?」/あらゆる商品は買い手からなんらかの価値を期待されているものである。ではそもそも買い手が期待する価値に対して商品はそれをみたしているか?みたしていないならばアドオンする必要があるかと考えてみる。商品の側からではなく買い手によって「期待される価値」から考えてみると例えばヘルシアという商品の場合一本だけ買って飲んだところで肥満が解消するといったものではない。2017/12/17
Moja
3
一見、今まで聞いた話のように思える。広告主から代理店への不満の原因。昨今の広告を取り巻く環境の変化、メディアの考え方、これからのプランニングについて。が、筆者の洞察力は深く、ひとつひとつに膝を打った。冒頭にも書いてあるように、やさしいお手軽ハウツー本ではない。読者側にも、ある程度の知識を要する。そこが良い。当然、簡単には血肉にはならない。そして曖昧にしがちだけれど、改めて「使っている言葉の定義」って、大事だよなぁ。と背筋が伸びた。おすすめです。2012/04/16
59K021
2
8年振りの再読。ただし正直、8年前は私の理解が追いつかず読了できたかも定かではない。改めて読み直したいと思い、本棚から手に取った。8年間で得た知識と経験のおかげか、今回は前回よりも理解が進んだことが嬉しかった。しかしそれ以上に、8年前に出版されたものではあるが、いま読んでも古さを感じさせない内容に驚いた。コンテクストを中心としたコミュニケーションの設計は、それだけ根本的かつ重要な考え方なのだと感じた。2020/03/14