内容説明
原子力にNOを突きつける不屈の研究者と、世界一の「原発銀座」若狭で反対運動を続ける反骨の僧。二人にしか語れない反原発“直言”対談。「フクシマ」後の世界をどう生きるか。
目次
1 原発事故があばいたこの国の正体(「中間貯蔵施設」をめぐって 推進側はすべてを知っていた ほか)
2 人間と敵対する科学への疑念(脱原発ではなく「反」原発 大学闘争と女川住民 ほか)
国策としての戦争と原発推進―若狭で“第二のフクシマ”を起こさせないために(小浜に原発が来る 阿納坂トンネル秘話 ほか)
3 絶望のなかに希望をもとめて(原子炉実験所助教の仕事 第二、第三のフクシマが起きかねない ほか)