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内容説明
脱・「選択と集中」、「製造」より「創造」――創業百周年を迎えた同族経営のブラザー工業は、アメリカ法人出身ながら「人情」と「愚直」を信条とする新社長を抜擢。ニュー・リーダーの鮮やかな手綱さばきで、グローバル企業として着実な成長を続ける。ミシンメーカーから多角化、IT化、ネットワーク化と、業態を時代環境に合わせて進化させ、経営のスマートさと社員の「働きやすさ」を両立する小池利和社長の経営哲学を解析する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SU
1
魅力的な社長さんでした。人の魅力って組織では大事だと思います。2016/08/17
tkokon
1
【ふむふむ】ブラザーは魅力的なかいしゃだなぁ。製品開発に失敗してもそこで培った技術を粘り強く次の製品に活かす。ずば抜けた技術に頼るよりも組み合わせの妙で勝負。経済混乱で撤退の危機にあったブラジル・アルゼンチンで踏みとどまって稼げる拠点にする、等。 できれば小池社長本人の書籍だとよかった。著者は、切込みが浅い割に所々で自分の見解を挟んだり、ブラザーとの関係が不明な匿名人物の引用があったりしてちょっと邪魔くさい。(Kindle)2013/01/11
ブーツィー
0
名古屋市に本社のあるブラザー社長の思考などをまとめた本。人となりがよく分かる。会社の「家族主義」の風土、失敗を恐れず変革し続ける意識が印象にのこる。2015/12/20
セクシー先生
0
企業ものとしては、あまりいままで取り上げられなかった会社でしょうかね。 でも、堅実かつ大胆な社風か本からうかがいしれました。 私としてはもともと好感度が高い会社でしたが、一層好きになりましたね。 当たり前の経営(それが難しいのだが)をつづけるある種「日本的経営」のベンチマークとする企業だと思いました。 2012/10/03
ponte
0
60の経営哲学を下記のように分類してみました. 1.現在の自分である程度達成可能な項目 ・失敗は社長の責任,成功は担当者の手柄 ・幸運の女神を微笑ませるのは「前向きな姿勢」 ・同僚はライバルではなくチームメイト 2.現在の自分に不足している項目 ・上に立つものほど情熱を持て ・任命するのは「人となり」を知ってから ・肌感覚の情報判断でリスクヘッジ ・決断したら信念を持ってやりきる ・「私がやらねば誰がやる」の精神で こう見てみると自分に不足している項目は, 「情熱」と「やりきる力」ですね.2012/09/17