中小企業が滅びれば日本経済も滅びる

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中小企業が滅びれば日本経済も滅びる

  • 著者名:橋本久義
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • PHP研究所(2012/12発売)
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  • ISBN:9784569798639
  • NDC分類:335.35

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内容説明

バブルの破綻からの空白の20年、リーマンショック、超円高、東日本大震災。次々と大きな試練が日本経済を襲っている。それでも日本経済はこの試練を耐え抜くに違いない。なぜなら日本には、中小企業の底力があるからだ。日本の中小企業は、人のために役立ちたいという気持ちが強い。時には採算を度外視する。職人の心意気、義理人情でお互いが助け合い、危機を乗り越えて、元気を取り戻していくのである。この中小企業のものづくりの基盤が日本にあれば、必ず日本は復活する。本書では、日本経済を支えている中小企業の強みを解説し、あわせて底力を持つ中小企業を紹介する。

目次

第1章 底力ある日本経済(二〇一二年の日本経済は良い 生き返った日本 ほか)
第2章 技術開発が日本に適する理由(面倒で儲からない仕事は日本に来る 個人保証しない欧米や中国では、ダメな会社は潰すほうが簡単 ほか)
第3章 お金だけでは満足できない日本人(全従業員の給料が特許料収入だけでまかなえたRCA 息子の代で解体バラ売りされたRCA ほか)
第4章 日本の中小企業の魂は義理人情(日本の崖っぷちはどんなに急でも傾斜角度は四五度以下 日本製品の確固たる対外的信用を高めてくれた先人 ほか)
第5章 日本を支える底力ある中小企業(「下町ロケット」ばかりではない「下町リニア」「下町宇宙基地」もある 地味な分野で世界シェア七〇%―福井鋲螺株式会社 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kishikan

19
相変わらず、橋本節がうなっていますね。小説じゃないけど、「元気出せ、日本のものづくり!」を書かせたら、彼が一番かな。学者なんだけど、学者じゃないんで、いささかオーバーな気もするけど、日本のものづくりが中小企業で支えられているということを知るには、彼の著書を読むのが一番。「下町ロケット」が、フィクションでありながら、現実に沿った話だというのも、彼の本を読んでいれば分かりますよ。それと、会社のあり方についてもね。「会社は誰のものか」、様々な著者が書いているけど、「会社は従業員次第」ということも分かるよね。2012/08/31

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