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内容説明
毎年のように叫ばれる就職戦線の苦戦。それを裏づけるかのように、文部科学省から「就職率61.6%」というデータが発表されました。これが意味するのは、約4割の学生は就職が決まっていない(進学者含む)ということです。本書は、現在の大学生の状況と、小学生~大学生が負け組にならないために必要なことを解説した「実用的社会ルポ」です。
目次
序章 若者を取り巻く状況は深刻だ
第1章 偏差値より怖い就職差別
第2章 「コミュニケーーション能力」がないと就職できない?
第3章 「グローバル人材」にならないと生き残れない?
第4章 まじめに講義に出れば就職できる?
第5章 「大卒無職」にならないための大学選び
第6章 大学に入っちゃった君が、生き残る方法
第7章 我が子が22歳で路頭に迷わないための親の生き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のの
7
先生から読んどけー!と言われたので読みました。正直こんな生き方や大学生活は送りたくないわ…という気持ちしか抱けなかった。大学生、この状況に疑問はないの?2012/05/01
きら
2
長く続く不況の煽りを受け、今なお厳しい就職前線。それに敗れ、「負け組」になってしまわぬために、学生は何を考え何を行動する必要があるのかを解説した本。 タイトルがずいぶん扇情的だけど、中身は「負け組」の姿を描いたような本ではなく、大学選びから在学中に行うべきことなど、就職で失敗しないための手法を至極真っ当に啓蒙している。現役の学生、及びその両親向け。無気力な学生が増えているというのは、逆に言うと回りに差をつけるチャンスであるのかもしれない。まだ社会に出ていない人が早い時期に読んでおいて損はない一冊だと思う。2012/07/27
きぬりん
1
若者に就職の危機感を煽り対処法を伝授。大学を出れば就職できる時代は終わった。高偏差値大学は就職に有利だが、その要因としては行動力格差の面も強い。高学力コミュ障には公務員や年功序列型企業が向くがその門戸は狭く、コミュ力重視の就職に追い込まれて失敗し結婚も困難に。グローバル人材には英語力だけでなく、異文化や他者を理解する能力が大事。現在の日本の大学は受動的な学生、学内引きこもりを構造的に産出している。本人にあった大学を選べ。楽な方に逃げるな。親が社交性に欠けると子供もそうなりやすい。結局内向き思考がよくない。2025/02/02
ひろちき
1
流し読みだったけど納得するところは多かった。少人数精鋭の大学とか講義を選べってのはごもっともだと思う。2012/03/26
Koji
0
成績、外向性のマトリクス表によって示される職業適正が興味深かった。2016/02/02