社会人になる前に知っておくべき12カ条

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社会人になる前に知っておくべき12カ条

  • 著者名:樋口裕一
  • 価格 ¥999(本体¥909)
  • PHP研究所(2012/12発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569782232
  • NDC分類:K159

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内容説明

受験生から「小論文の神様」と呼ばれる作文・小論文の指導者であり、大学の教員でもある著者は、社会人となる前の学生に接する機会が多い。頼もしく成長し、愛すべき若者たちであるが、なかにはこのまま社会に出すのが心配な幼い学生も少なくないという。本書は、そんな学生が社会に出て損をしたり不適応になったりせずに、大人として生き抜いていくための心構えを12カ条にまとめたもの。大人の社会がどのようなルールで動いているか、どのようにそこに加わればよいのかを、具体的なシーンを語りながらわかりやすく教えてくれる。12カ条を身につければ、自分が未熟なのを棚にあげて他人を責めたり、つまずかなくてすむ。内容例として、◎取り返しのつかないような失敗をしたときどうするか。 ◎アピールすることの大切さ。 ◎正直に本音を言うよりも演じてこそ大人。 ◎自分の意見を持ち他者の価値観も尊重する。 ◎ギブ・アンド・テイクで対等になる……など。

目次

生きている限り、取り返しのつかないことはない。どんなにひどいことになっても、何とかなる。
恥ずかしがるな。自己イメージにこだわるな。自分は作るもの。
自分の意見をしっかり持とう。しかし、多様な価値観も認めよう。
演じてこそ大人。外見を無視することはできない。
成功の陰には必ず努力があることを意識しよう。
長期目標と中期目標と短期目標の3つを持とう。
アピールしよう。下手な自慢ではなく、上手にアピールすることで活路は開ける。
人と人はほんとうの意味では理解し合えない。だからこそ、コミュニケーションをとる必要がある。
大人である限り、自分の行動が外からどう見えるか、どんな影響を人に与えるかについて考えて行動しなければならない。
約束は必ず守らなければならない。約束を守らないのは、信用を自分から捨てるようなものだ。
人間行動の基本はギブ・アンド・テイクである。そうしてこそ、人と人とは対等になれる
責任は自分でとらなければならない。失敗や過ちに対しては、それに見合った代償を支払う必要がある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GIN@本棚大洪水中

19
 社会人になる前に知っておくべきと思い、読了。結論から言います。私が過去に聞いた覚えのある『自己主張はいけない。画一的に生きるべき』という言葉。実は意見が分かれるのではないでしょうか。日本は資本主義経済であって、社会主義経済ではありません。そこで、競争をするために個性を売り込むことはいけないことなのでしょうか。他人との差別化を図ることによって、自己アピールはできるものだと考えます。私だったら、コピーアンドペーストしたような作文や、マニュアル通りの文章で売り込むことは好みません。皆さんはどのように考えますか2013/06/26

book_stock

12
社会人の心得12カ条。社会人になってから読んでみたけど、ハッとさせれる言葉が多々あった。「大人である限り、人の行動が外からどう見えるか、どんな影響を人に与えるかについて考えて行動しなければならない。」会社の看板を背負っているし、一時の感情に身を任せて行動してしまうと多大な迷惑が掛かってしまうことを再認識できた。2019/01/16

ようちゃ

7
社会に出たら当たり前だろうけど、とても参考になることが書かれてあった。短・中・長期目標を立てることは改めて認識させられ、計画を立てたい。自己イメージにとらわれず、挑戦しながら自分を作り上げたい。地位や立場に関係なく人と人が対等な関係になり、尊重しあい、ギブアンドテイクが大切であるという考えは分かるし、マナーでもある。ただ、見返りやいじめに対して、お返ししたりやり返したりしなければ関係が崩れるということが、必ずしも必然性では無いような気がして悩む。また、この第11条と第9条が少し矛盾している気もしたかなあ。2013/05/19

しょー

5
 常識は改めて言わないからそうなるのだろう。ただ、新参者がその世界の常識を掴むには苦慮してしまう。▼この本には、丁寧で分かりやすく常識が説明されている。印象的だったのは、他人から見た行動がその人を作っているという項目。▼内田樹さんの著作の中に、「家紋のついた袴で外出した者には、方方に敵がいる」と書いていた(出典不明)。内田さんの言いたいことがようやく実感できた。2013/11/24

Hana*

5
学生向きだと思って、軽い気持ちで手にした一冊でしたが…勉強になりました!社会人10年目なのに、できていないことも多くて、恥ずかしくなりました。例えば、今までは控えめにして、出来るだけ争わないのがいいと思ってたけど、自分の意見をもって主張することも大切だと思えました。初心に帰るきっかけになった本でした。2013/01/31

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