集英社新書<br> 中国経済 あやうい本質

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集英社新書
中国経済 あやうい本質

  • 著者名:浜矩子【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 集英社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087206357

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内容説明

21世紀的グローバル・ジャングルの過当競争のなかで、大量マネーを招き寄せ、バブルを起こしながら、19世紀的労働条件・生活環境を庶民に強いて、経済成長を追い求める中国。新旧ふたつの世紀を同時に生きる中国経済の矛盾、ふくらむバブルが破裂した後に及ぼす影響を当代一流のエコノミストが鋭利に分析! 世界経済がメルトダウンを起こしつつある今、矛盾の集積地・中国と日本が共存する道を考える。【目次】第一章 中国バブルの構造――新旧ふたつの世紀の狭間で曲芸を続ける中国経済/第二章 為替切り下げ競争と人民元――存在の軽くなったお札に溺れる、にわか仕立ての中国金融/第三章 「メイド・イン・チャイナ」の正体――グローバル市場に向かうアジアの新雁行形態/おわりに

目次

第一章 中国バブルの構造――新旧ふたつの世紀の狭間で曲芸を続ける中国経済
第二章 為替切り下げ競争と人民元――存在の軽くなったお札に溺れる、にわか仕立ての中国金融
第三章 「メイド・イン・チャイナ」の正体――グローバル市場に向かうアジアの新雁行形態
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

8
(図書館)中国が特殊なのではなく、グローバル化の帰結であり、その矛盾がサイズの大きさもあり集中的に顕在化しているのみ、というのが主旨か。この人の本は感情的な主張が全面に出過ぎている気がして好きになれなかったが、この本はバランスが取れていて、読んでて納得出来る切り口からの考察になっている。2018/08/24

ind

1
中国の高度成長期における世界の工場という位置づけが、日本や、それ以前のアメリカ、英国と最も異なる点は工場は自国の資本ではなく、海外の資本であるという事。故に、そこでのイニシアチブは海外資本が握っているために、現在中国で工場を操業するメリットである、安価な人件費などのメリットが損なわれれば、撤退するリスクがあり、その為に輸出頼みから内需の確立が必要だが、内需を増やすためには、人件費の高騰が必要となる・・・危うい一面がある。2014/02/11

サフィ

1
今までと違うジャンルに挑戦しと思って手を出した。専門的な用語はほんとんど出てこないので、経済の知識がなくてもしっかり読めてありがたかった。2015/11/30

ひろP

1
私の好きな浜 矩子氏の著書であるが最近の著書は頂けない。中国の専門家でない方の新たな中国経済感を期待したが、中国に対する偏向なマクロ経済感で語られているように思う。ただ唯一中国経済を大喜利の『なぞかけ』に例えて語ったのは面白かった。中国とかけて『アイウエオ、キケコ、シスセソ経済』を目指すべしと解く。その心は、『カクサない』つまり、格差ない、隠さない。らしい。パチパチ(^^;;。ですが、為替や資金の情報開示が格差ないの最初の条件であることは間違いないてましょう。(^^;; しかし新書の読本としては不出来です2015/03/05

fuj

1
内容が超絶薄い。新書だからってこんな適当なんでいいのか。。 中国を通じてグローバル経済の実像を…と大上段に構えつつ、不可思議な比喩と余談を駆使して読者を煙に巻き、読後は何も残らない。中国経済の本質どころか、中国の話が書いてあったのかどうかすら今となっては定かではない。2012/06/03

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