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内容説明
世間には「情報」があふれ、個々が「意見」を述べるツールも急速に普及している。でも、そこにあるのは、上から目線で他者を品定めして○と×に選別する「不毛な声」ばかり。そんな世界は、私たちを幸福にしてくれない。悪口と文句の応酬から抜け出して、個々の「実感」を交歓しよう。そうすれば、自分の気持ちや価値観を束縛していたものから自由になれるはず。「私はこう思う、あなたはどう?」日々、そう語りかけながらメディアで「実感」を発信し続ける小島慶子が、こんな時代における希望の見つけ方を提言する。【目次】はじめに/第一章 「メディア」と私/第二章 「世間」と私/第三章 「他者」と私/おわりに
目次
はじめに
第一章 「メディア」と私
第二章 「世間」と私
第三章 「他者」と私
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
グリーンクローバー☘
8
色々あった彼女なだけに深かった。 自分で意識して生きていかないと外からの情報が知らない間に自分に刷り込まれる…というのは同感。なかなか難しいけど。 夫婦、親子、親友に対しても期待しすぎず距離をおく。仲良くしなければいけないという刷り込みに振り回されない。これも同意見! いろんな関係、うまく行く時ダメな時…あるわね。結論急がず流れに身を任せるのも大事ね! 面白かった!2017/12/16
芽依*
3
クイズ番組やバラエティーで見かける小島さんしか知らないので、アナウンサーだったのは驚きでした。 いつもトークが楽しいので、どんな人なのか興味があり図書館で借りる。 母親の小島さんに対する理想や期待に追い込まれていき、私と同じ不安障害になってしまう。親子の特に母親との関係が難しい事は、私自身もそうであったため共感出来た。それでも彼女はいつも一歩離れて物事を見られる人なんだと思う。だからこそ見えてくるものがあり、母親に感謝するところもあるという心境にまでなっていく。私もいつも自分の立ち位置がわかる生き方をした2015/10/31
しゅんぺい(笑)
3
タイトルで惹かれました。 感想ですが、内容としてはおおむね共感するけど、ちょっと文章が軽くて、そこが残念。 もっと重みのある語り方をすれば、多くの人に届くような気がします。 実感を大切にしたほうがいい、という主張には完全に同意。そういうコミュニケーションがもっと多くなればええのになあ。 あと、自分だけかもしれないですけど、たとえ話がことごとくわかりにくく感じたのが気になった。下手なのかな…?2013/02/26
Rikodon
3
いろんなものに何度もぶつかって、傷つけて傷つけられて、懸命に生きている人なんだろうな。私は読んでよかったと思います。2012/09/19
つるこ
2
マスコミの意識としての「プライドと甘えと 、両方ある」。多分、私の業界にもあって、ろくなことの温床になってないんだろうな。負うべきはプライドじゃなくて責任だよなぁ。「本当の臆病さというのはリスクを見ないこと」なんて今の私にはぐさりとくる。2015/03/01
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