内容説明
飛行機事故で奇跡的に助かった若い女性が、記憶を全く失って、サハラのエル・カディアにある病院に収容されていた。婚約指輪を握りしめていた彼女は、エル・カディアに大農園を持つジェラール家の次男アルマンの婚約者、ロスリンだろうと思われた。2人は結婚の報告のため、アフリカに向かっていたらしい。アルマンの祖母は、ロスリンに農園で療養するように勧め、身寄りのない彼女は、招待をありがたく受けた。祖母もアルマンの兄トリスタンもとても優しかったが、農園の支配人である従兄のデュエインだけは、はじめからロスリンを偽物だと疑ってかかった。■ハーレクイン草創期に活躍した作家V・ウィンズピアが、今再び話題を集めています。アフリカのサハラに広がる大農園とそこに立つ広大な屋敷を舞台にしたこの作品は、記憶を失くしたヒロインが真実の愛に目覚める姿を、壮大なスケールで描いています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bookworm
17
#読書 #ハーレクイン #読了 一昔前のヨーロッパ人がエクゾチックな中近東の国々に憧れる様子がよく分かる一冊。今でも地中海側のアフリカ諸国やテロさえなければ紅海辺りはヨーロッパ人の人気リゾートですからね。この作家さんはそんな国が舞台のストーリーが多くて、半分が観光ガイドみたいだったりします。😁 内容は記憶喪失もので、またもやヒーローとヒロインが二人きりで野営で一晩過ごし冒険して帰るパターンでした。2021/07/04
romaco
1
★★★ 飛行機事故で記憶喪失になり、同乗していて亡くなった婚約者の実家へ行く事になったヒロインとその婚約者のいとこヒーロー ロマンス小説だけど、ロマンス場面がほぼ皆無 でも、つまらないという感じではなくて、それなりに面白かった2013/02/27
くろうさぎ
1
飛行機事故で記憶を失くしたヒロインが、亡くなった婚約者の家に引き取られて生活している。とっても印象的な三人の孫だったのねぇ・・・。2013/01/22