講談社ノベルス アケローンの邪神 天青国方神伝

著者名：高里椎奈【著】

講談社（2013/11発売）

• ISBN：9784061828247

内容説明

南方の島国・天青国に王の命を狙う不穏な動きあり。警戒を強める中、王城に火の手があがった！１５歳の士官候補生イオンが黒煙の先に見たのは剣を交える謎の二人――国の崩壊を狙う少年アルフレド。そして、暗殺者として生きる少女リッカ。三人の邂逅が国の運命を思わぬ方向へと変える！「薬屋探偵」「フェンネル大陸」のヒットメーカー・高里椎奈の新シリーズ誕生！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hirune]

ファンタジーだけれど、陰謀の果てに一族皆殺しにされるとか生々しい展開が重いです。そして大抵の登場人物がどちらの立ち位置かわかっている中、イオンの兄サルファがどちらに転ぶがわからないちょっと不確定な感じ。善に転んでも悪に転んでもキーパーソンになりそうだけど、どうなのかなぁ☆

2016/02/11

[ダージリン]

高里さんのファンタジーはわかりやすい正義ではないので、頭を使います（笑）。でも、主人公イオンは感情移入しやすいので嬉しいな。アルやリッカと、これからもつるむといいのにな～。フェンネルとのリンクはあの人意外はさっぱりだが、気にしない気にしない（笑）。

2012/07/08

[お～い]

銀の髪の女の子♪あの、商人てサチだよねって思って読んでいました。クロスしてるところは楽しいですけど、話はちょっと重めですが。やっぱり最後は国をひっくり返すのでしょうか？イオン、アルフレド、リッカ今後クロスしていくんでしょうね、楽しみです。

2015/10/04

[U]

本屋をぷらぷらーっとしていたら新書コーナーで不意打ち発見して、「高里さん！わあ！高里さん！」大興奮でした。おおおおまさかの新シリーズ！　フェンネルファンにあるまじきことですが初読時まったく気付かなくてあとでひっくり返りました。アスター……でもそうか、もういないのね。イオンくんが良いキャラ。サチに通じるところがある、気が（笑）。腹黒いな！　クライマックスがガツンときました。雨も太陽も差別を知らない。リッカ始終服可愛くて、ラストらへん特に絵で見たかった！　続きも楽しみです。高里さんの古の世界は、いつも素敵。

2012/03/12

[絳楸蘭]

お、お姉さんに…。やっぱりコンビ解消はしてなかったんだね。祖国を救う勇者は祖国を捨てなければならないのか。兄弟って…。リッカいいなぁ。アルが真実を知る時って…イオの楽しみはまだ先だね。

2012/10/15