内容説明
3・11後、日本は新しい時代に突入した。そのことを理解せずに既得権益の保持に汲々としている旧世代。いまこそ、若者を信じて彼らに舵取りを任せてみよう。「ゆとり教育」で青年たちの創造力をこそ育て、彼らをラディカルな民主主義の主体としようとし、現在でも多くの学生や若者の息吹を肌で知る著者が、自分を含めて、既得権世代の総退場を促す書。
目次
1章 なぜわたしは、いまどきの若者を信用するのか
2章 「世の中カネでしょ?」はオヤジな考え
3章 「公共」を再定義する
4章 若者に「ひとり一・五票」を!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
三上 直樹
1
ミスター「ゆとり教育」、寺脇研さんによる、東日本大震災直後の日本論であり若者論。「ゆとり教育」のめざしたものを明らかにしながら、これからの社会にとって大事なことを提言する至極まっとうな内容にもかかわらず、書評数が伸びていないのは、それだけ反ゆとり教育の風潮が強まっているからでしょう。これこそ、民主主義の危機だと思います。2016/10/09
ちまりん
1
ちょっと若者に期待しすぎかな、と思う。極論だ。もちろん、著者の考え全てに否定的というわけではない。民主主義のあり方、地方主権の提唱については少し納得。事業仕分けのあり方についても確かにそうだと納得させられる部分はある。それでもそこまで明るい面ばかりではないはずだし、著者は優れた若者に出会いすぎている。若者の大半はそうじゃない。私も含めて。2012/09/17
有無(ari-nashi)
0
納得できる話はかなりあった。こういう若者ばかりだったら、「ゆとり教育」は最適だったのだろう、と思う。現実はそんな立派な若者ばかりではないと思うが、そういう風に斜に構えるのも、若者の邪魔する人々と同じになってしまう。自分も少しは見習わなければ。2013/01/13
しゅんぺい(笑)
0
寺脇研さんの、タイトル通りの、若者礼賛の本。 行間がめちゃくちゃ広いし、字も大きくてすぐ読めます。 悪い意味ではないですが、かなり偏っていたきらいがありました。 寺脇さんの言う「生きる力」は、いいことしか言うてないので、「いや、それは無理やろー」ってなります。 その他寺脇さんの主張には、大方は賛成ですが、若者「だけ」ではなく、戦後世代にも、バブル世代にも、若者にも、それぞれ期待できる、すべきだと思います。寺脇さんの考えに、単純に興味がわいた。2012/04/14
とまる
0
適当にあるもので満足し、野心や向上心に乏しく、お金に関してinもoutも最低限。貯蓄はどうした?将来はどうするんだ?とオジサンたちに言われたりする。しかし、そんな今の若者には、「ジレンマに耐えて考え続ける能力」がある。多くを持たない若者だからこそ、今後の経済のゼロ成長に適応することができる。「若者のじゃまをするな」「こういう若者が大人になるまで潰れないように、社会が壊れきってしまわないように微力を尽くすのが僕たちの役目」という、心強い前向き若者論。2012/03/12
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