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内容説明
コストを削らなきゃ、競争に負けてしまう!
世界は時々刻々と変わっている、
情報は先取りせねば英語を覚えないと、リストラされちゃう……
とうとう疲れたウサギは、また眠ってしまいました。
一方カメは、その後も長く歩き続けたとさ!
日本を元気にしてくれる「ちょっとユニークな会社のお話」
目次
過酷な競争社会をマイペースなカメが生き残れるワケ
追い風のときは、むしろ成長を抑える―「年輪経営」伊那食品工業
損得よりも「地域」を大事にする―「利益第二主義経営」AZスーパーセンター
「理念」を利益に変えられるまで高める―「理念経営」アチーブメント
問題の原因は「現場」にしか落ちていない―「現場第一主義」CoCo壱番屋
人の力をかけ算にする、半数の社員が一年で異動する会社―「人の間経営」アニコムホールディングス
社員は家族・社長は家長―「絆経営」阿蘇製薬
本物志向で「こだわり」の一点集中―「一輪挿しの経営」スーパーホテル
給料も財務諸表もぜんぶ丸見え―「丸見え経営」メガネ21
五五〇〇円でつくったシャツを四九〇〇円で売る―「サムライ経営」鎌倉シャツ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
a19
2
利益を追求し、急速に事業展開する「ウサギ型」企業と地道に独自の経営方針で周りに流されない「カメ型」企業。話題の「カメ型」優良企業の法則が解説されている。企業説明の前に例え話で童話が採用されていて、いままでにないスタイル。ちょっと楽しかった。終わりに書いてある通り、「経営学は学ぶものではなく自分自身でつくり上げる学問」なので、掲載企業の事例を参考に自身に合ったの法則を作り上げることが優良企業への第一歩。中でも「人の間」は分かっているけど実践できてないこと。読んだことでなんとかしたい欲求がさらに高まった。2012/12/06
いこたす
0
スルースキル検定会場はこちらです… 内容はあくせく働いて成長路線を走る一般企業とは一線を画す社風を持つ企業の、ユニーク経営を紹介するもの。着眼点は私好みで、いろいろな企業のノウハウを読めて良かったのですが…スルースキルが無い私は本書の誤字脱字に引っかかってしまい内容に集中できませんでしたできれば改訂版が出て欲しいところです(苦笑)私が見つけたトラップは後ほど。。。 再読時の為の覚書 「年輪経営」伊那食品工業 ・経営のモノサシを関係者の幸せに ・目標は誰一人犠牲にならず、創意工夫で達成でき2012/05/26
ササキマコト
0
内容は一言で言えば「会社や経営論の紹介」なのですが、取っ掛かりを童話と絡めたりアプローチの仕方が面白かったです。個人的にちょっと残念だったのは、取っ掛かりの敷居を下げたのにいざその中身は骨太だったこと。客観的に見るとそこまで難しい内容ではないですが、表紙とタイトルに釣られた人にとってはちょっと難しい気もします。どーせだったら割り切って中身もがっつり噛み砕いて欲しかったなぁ。とは言え面白く(interestingの方ね)読ませていただきましたけどね。カンブリア宮殿とか好きな方は楽しめると思います。2012/07/21