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内容説明
これから勉強する人のなかには、簿記に対して「むずかしそう」「覚えることが多そう」というマイナスイメージをもっている人も多いでしょう。大丈夫です! 基本的なしくみをマスターすれば、簿記の勉強はどんどん楽しくなります。では、そのしくみを身につけるためにはどうすればよいのでしょうか。それを伝えるために、中央大学杉並高校で実際に行われている人気の授業を、ライブ形式でまとめました。授業の内容は、初心者を対象にした基礎的なものです。しかし、ここで簿記のおもしろさを知った生徒たちの多くは、全10回の授業が終わってからも、簿記検定試験や公認会計士の資格取得を目指して勉強を続けています。その成果は、この11年の間に、中央大学杉並高校が69名もの公認会計士試験合格者を出したことでも明らかです。著者・市川氏の長年の実績に基づいたわかりやすい解説だけでなく、生徒たちの質問や感想、具体的な事例、板書による図解も豊富に入っているため、読むだけで臨場感のある授業に参加し、簿記の知識をスムーズに身につけることができます。これから簿記を勉強する人に必携の一冊です。
目次
1日目 簿記ってなんだろう?
2日目 まずは簿記の基本をおさえよう
3日目 伝票と帳簿について知っておこう
4日目 試算表と決算書について学ぼう
5日目 仕訳のルールを身につけよう
6日目 資産の仕訳をやってみよう
7日目 負債・純資産の仕訳をやってみよう
8日目 収益・費用の仕訳をやってみよう
9日目 決算の方法をマスターしよう
10日目 決算書をつくってみよう